聖地巡礼で見た、思いもよらぬ異文化とは|MINのウラナミVol.319

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MIN/社畜暦19年/サーフ事業局所属/小笠原父島出身(実は湘南茅ヶ崎うまれ)/波乗り歴は25年以上/サーフィンと海以外の趣味は、ガジェット、カメラ、アクアリウムで、社内ではいわゆるオタ寄りな存在(?)
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鎌倉高校駅前を取材時、偶然訪れていたフリーザ様

※上の写真は、取材時に偶然訪れていたフリーザ様と、その奥のチュン・リーさんです。

こんにちは、MINです。昔、バスケがものすごく流行った時期があったことを覚えていますか? 僕が中高生くらいのころでしたから、今から25年ほど前ですね。

マイケル・ジョーダンを始め、マジック・ジョンソンやピッペン、ロドマン、バークレー、シャック等、挙げればキリがないほどたくさんのスター選手がいて、僕らは皆、彼らに憧れてウェアを買って身にまとったものです。

 

バスケブームを牽引したスラムダンク

そんな背景に加えて、バスケブームを牽引していたのが漫画『SLAM DUNK』(スラムダンク)です。当時、『週刊少年ジャンプ』で連載されていたスラムダンクは、のちにアニメ化もされており、日本を代表する少年漫画と言っても過言ではなく、その世代の方であれば作品名を聞いたことのない人の方が少ないのではないでしょうか。

そのスラムダンクの『聖地巡礼』が、日本人だけでなく密かに中国などのアジア圏でブームになっているようです。

【公式】スラムダンク第一話 ※YouTubeアプリ必須

 

聖地巡礼とは

ここでいう聖地巡礼とは、漫画やアニメのロケ地となった代表的な場所を巡ることをいいます。

漫画やアニメには、実在する景色や施設がそのまま作品の中に描かれることも多く、作品のファンがその場所へ訪れて楽しまれているようです。

ここ数年は、聖地巡礼を町興しに活かそうとする自治体も現れ、自治体とアニメ製作会社が一緒になってプロモーションをする取り組みもされ、聖地巡礼がとても注目されています。有名な地域はいくつもありますが、最近、最も目立っているのは沼津市の内浦ではないでしょうか。

 

鎌倉高校前がスラムダンクの聖地

さて、なぜいきなり聖地巡礼の話がでてきたかといいますと、僕たちサーフリポーターが毎日波チェックをしている鎌高前(かまこうまえ)というサーフポイントがありますが、まさにその鎌倉高校前という駅近くの踏切が、スラムダンクの聖地として認知されていまして、かなり前から、雨の日も風の日も、毎日たくさんのアジア系外国人観光客が聖地巡礼に訪れています。

駅周辺は常に人だかりができていまして、そこでは、作品内に出てくる有名なシーンの再現フォトを撮ったり、単なる記念撮影だけでなく、キャラクターのコスプレをして撮影している方も多くいらっしゃいます。

スラムダンクの聖地となっている場所を解説した動画

その光景を何度も目にしていると、ついついその様子を観察してしまうのですが、そこで気がついたことは、記念撮影の文化が日本と大きく違うということです。

 

ポージングの違い

日本では昔から、「はい、チーズ!」を始め(古っ!)、シャッターを切るときの掛け声にあわせて、撮られる側は笑顔を作ったりかわいいポーズをします。

それは、彼らも同じです。

ただ、何かが違います。

あくまでも僕の個人的主観ではありますが、一枚一枚の撮影につかうエネルギーが違う気がしています。

うまく言い表すことが難しいのですが、リラックスしたにっこり笑顔ではなく、どこか表情がかたいというか、脚を交差させて首筋をすっと伸ばすように全身を使ったポージングで、まるで、スタジオでグラビア写真でも撮っているかのような空気がただよいます。

しかも、老若問わず、撮影時は同じような空気をかもし出します。

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写真撮影にみる異文化

写真撮影にそんな文化の違いが現れるとは思ってもみませんでした。

それに気がついてから、外国人の記念撮影をついつい観察していしまうようになりました。

例えば西洋人の場合、家族など同行者との仲の良さを存分にアピールするかのように、同行者同士が密着して撮影されることが多いような気がします。日本人同士でそれをやろうとすると、ちょっと気持ち悪がられるかもしれませんね。

このように、写真の撮られ方を文化の一つとして見るとなかなか興味深いものです。もし、お近くで記念撮影されている外国人がいましたら、ぜひこの話を思い出していただいて観察してみてください。きっと、面白い発見があると思います。

 

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