僕がウェットスーツのオーダーが苦手な理由とは|MINのウラナミVol.316

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MIN/社畜暦23年/サーフ事業局所属/小笠原父島出身(実は湘南茅ヶ崎うまれ)/波乗り歴は30年以上/サーフィンと海以外の趣味は、仮想通貨、ガジェット、アクアリウムで、社内ではいわゆるオタ寄りな存在(?)
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こんにちは。長所は胴、短所は脚、最近の子どもは「座高(ざこう)」の測定が無くて幸せだな〜って、本気で思っているMINです。

今でも忘れません。中学1年生の身体測定のときに、座高の計測器の前で3年生の先輩たちから盛大な歓迎を受けながら計測器に座ったことを。まるで、教室の入り口から計測器まで、レッドカーペットが敷かれているかのようなオモテナシでしたwww

計測が恥ずかしいのなんの。幸い、僕は先輩たちからよく可愛がっていただけていましたので、こうして今、自虐ネタとしてひとに話せるほど、中学時代の良い思い出の1ページになっていますが、人によっては相当な苦痛を感じていた方もいらっしゃったのではないでしょうか。

ほんとに意味の感じられない計測だったと思いませんか?

結局、2014年に学校保健安全法施行規則が改正され、2016年(平成28年)4月から規定の診断項目から除外されました。

僕の青春の1ページをありがとうって感じですw

 

さて、この歳になってはもう、胴の長さなんてどうでもいいですし、脚が短いとか言われてもなんとも思いません。

と、思っていました。

あの日がくるまでは。

 

ほんとうにあった怖い話

もう、10年くらい前の話ですが、新しいウェットスーツを新調するために全身を採寸していただいたのですね。採寸の時も、股下の測定には若干ドキドキするのですが、計る人もプライバシーですので黙ってくれている(笑うのをこらえてる?)ので、大して気にしていませんでした。

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ところが、数日後、メーカーの営業担当者さんから電話がありました。とてもいいづらそうに、こう話すのです。

 

担当者「この股下の数値は正しいですか?w」

 

久しぶりに胸がゾワゾワしました〜

 

僕「間違いといいたいのですが、正しいですw」

担当者「工場の現場から、この長さは短すぎるので確認して欲しいと言われて、、、僕は間違いないとわかってますけど念のためw」

 

担当者さんとは親しかったので、笑い話ですが、久々に恥ずかしい思いをしました。

この日以来、僕はウェットスーツのオーダー時に採寸することにとても臆病になってしまいました。

 

3Dボディスキャナーが僕らを救ってくれる?

きっと、体にコンプレックスを持たれている方は、同じように採寸に対して苦手な思いをお持ちのことでしょう。

そんな問題を解決するために、近年では「3Dボディスキャナー」という3Dスキャニングによる採寸マシーンがありますよね。コンプレックスを持たれている方だけでなく、女性にも大変喜ばれていることと想像します。

このデータをサーバーに蓄積しておけば、いつでもかんたんにデータを引き出して、パソコンからもスマホからも、デザイン選択だけで簡単にオーダーできるようになります。

「3Dボディスキャナー」は、日本のサーフィン業界でも一部採用されているようですが、まだメジャーではなさそうですね。

残念ながら、ササッと調べたところでは、自分の身体測定データを無償で保存できて、それをネットショッピング時などに、店舗が引き出して使えるようなインターフェースを提供しているサービスは見つけられませんでした。

しかし、アパレル業界は進んでいますので、おそらく既に存在しているか、間もなくできることでしょう。

採寸に臆病な僕は、ウェットスーツでもそれができる世界を早く見たいものです。

 
 
 
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