☆加藤のウラナミ『メダカサーファー』

☆加藤

☆加藤
会社代表であり、波乗りと海が大好きなサーファーです。子どもたちに安全安心な海を残すことと、島国などへ高精細な気象情報を提供することを残る人生のライフワークにしました。サーフトリップネタが多くなりますがお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いします。

無題

皆さん、朝晩が冷え込む季節になりましたが、元気にサーフィンしていますか?
私は、とても伸びて、軽~いジャージのフルスーツを、2.5mmオールと3.5mmオールを、二つ一緒にオーダーする大人買いをしました。パドリングがとても楽で、ライディングにもほとんど影響を感じられない素晴らしいジャージのフルスーツなので、湘南の真冬でも何とか過ごせればと企んでおります。ぜひ皆さんも、愛用されているウェットスーツメーカーの新商品をチェックしてみてください。きっと、真冬を快適に過ごせそうな最新のジャージを含むフルスーツなどの発売が始まっているはずです。

さて、『メダカサーファー』とは、私が考えた新語です!?
かつて私が小学生の高学年だったころ、地元のお祭りの屋台ですくってきた2匹のメダカを飼うことにしました。
小型の水槽を買ってきて、底にきれいな砂利を敷き詰め、水道の水を太陽に当てて塩素を飛ばし、藻とエアレーションポンプを揃えて、かわいいメダカちゃん2匹を水槽に放しました。スイスイと泳ぎ回るメダカの姿に安心し、ずっと見て楽しんでいました。

メダカってとても可愛い!!

メダカってとても可愛い!!

エサは食パンでも良いのではと、確か親から聞いて、早速小さく切ってあげました。
パクパクと美味しそうに食べていたので、ちょっと多めにパンを水槽に入れて、その日は寝ることにしました。
『ガビ~ン!!!………(こみ上げてくる涙)』
翌朝、楽しみに水槽を見ると、2匹のメダカはお腹を大きく膨らませ、仰向けに浮いて死んでいました。
先ほど、念のためにメダカの飼い方についてインターネットの検索で調べたところ、「藻などがあればエサを与えなくても1週間くらいは大丈夫だが、エサを与え過ぎてしまうと死なせてしまうことがあるので注意してください」とあり、単純にエサを与え過ぎてしまったようです。現代のようにインターネットの検索が、当時もあれば…
人間ならば、『何も死ぬほどパン(エサ)を食べなくてもいいじゃん!!』と考えますが、相手はメダカです。(涙)
生き物について、また飼うことの難しさについて学んだ、ほろ苦い貴重な体験でした。

話は変わりますが、先月私は、メンタワイへの二週間のボートトリップでGood Waveをサーフィンしまくり、帰国すると今度は台風18号のうねりが七里ガ浜に届いていたために、無理を承知で2日間サーフィンし、4日目の朝にはモルディブに向けて日本を旅立ち、それから6日間のボートトリップをしながら(旅行は8日間)、魅惑の波をサーフィンしまくったのでした。
疲れたって?
そりゃ~極限まで疲れました。(笑)
身体はボロボロ、精神的にも放心状態です。
美味しいエサ(素晴らしい波)を独占(貸し切り)で食べ過ぎたメダカちゃんは天国に召されてしまいましたが、私も危険レベルまで近づいた感じでした。自分でも呆れるくらいの、ほんとサーフィンおバカさんです。

私が愛する七里ガ浜の波はとても不安定です。波がない時には、1週間以上もドフラットが続く時さえあります。
我が家の裏山に住む台湾リスは、真冬の山に食べ物がない季節に備えて食べる量を増やして肥えてきました。
しかし、私はいくら波に乗ってもその楽しみを貯めることができず、またサーフィンをやり過ぎれば、食べ過ぎたメダカまではいきませんがボロボロになるまで身体を酷使してしまいます。

私の性格はそのメダカに近く、良い波や台風スウェルを見ると海に入らねば気が済みません。きっと前世はメダカです。(笑)
かつて、YAMAHAパッソルで横浜市磯子の実家から鴨川まで一人で日帰りサーフトリップをしたり、仕事が忙しいのを言い訳にしたくなくて、またどうしても地形の良い某河口の波に乗りたくて、日の出前に2本だけ波に乗ってから出勤したり、日中に頭半~WのGood Waveだったのを聞いて横浜の山下公園近くの職場からダッシュで七里(当時)の自宅に帰宅したものの、すでに暗くなっていたのに“悔しい”ので2本だけ無理やりスープに乗って上がってきたこと。ちなみにその時、真っ暗になっても私のバイクが置いてあるので、地元の仲間が心配して待ってくれていました。(その節は心配をお掛けしてすみませんでした)

私のサーフィンへのこだわりは、今までずっと変わらずにメダカサーファーでした。きっとこれからも変わらないと思います。
でも、その強いこだわりがあるからこそ、今の波伝説や海快晴の品質にこだわり続けているとも言えます。
来春からのコンテンツ名は、よ~し、『メダカ伝説』に。
さすがに、それはありえませんが。(了)

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