唐澤予報士のウラナミ『100kmウルトラマラソン』

唐澤予報士

唐澤予報士
唐澤予報士:1991年、沖縄でサーフィンを始める。(スノーボードも開始)  1993年、初めてフルマラソンを完走。1999年、気象予報士資格を取得し登録。現在に至り、一児(娘)の父です。

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結論からいうと、無事に100kmウルトラマラソンを完走しました!

始めてフルマラソンを完走したのが、大学3年生だった今から27年前の1994年の那覇マラソンでした。その翌年も那覇マラソンに出走して完走。就職してからはフルマラソンからは少し離れていたもののランニングは続けており、湘南国際マラソンが開催されるようになってからは再びフルマラソンに挑戦するようになり、残念ながら去年はコロナ禍のために大会が中止となったものの、第5回の2011年1月23日から第14回までは連続して出走。その他にも北海道マラソンやトレイルラン(未舗装の自然の中でのランニングとなる登山マラソン)などにも出場。10年以上、最低でも年に1回はフルマラソンに出走していました。また、自己ベストは3時間18分を達成するようになりました。

ということで、次なる目標は、市民ランナーの憧れであるサブ3(フルマラソン2時間台。ちなみにサブ3を達成できるのは、男子だとフルマラソン完走者のうち約3%。気象予報士の合格率が5%前後などので、サブ3を達成できて気象予報士になれる割合は、0.05×0.03=0.0015なので、0.15%!) およびフルマラソン以上の距離を走るウルトラマラソンへの挑戦でした。

ちなみに、ウルトラマラソンとは、42.195kmのフルマラソン以上の距離であれば「ウルトラマラソン」となり、長いものではアメリカ大陸を横断する4600kmや6日間でどれだけの距離を走れるかなどを競うものもあります。

今回、チャレンジしたのは、実は去年の4月に東京で行われる予定だった100kmマラソンでした。しかし、コロナ禍によって中止となり、1年順延となりました。また、現地で実際に走るのではなく、GPSを利用して行う「リモート」での参加にしました。

ということで、今年の4月25日に走り慣れた湘南の海岸沿いを、何度か往復するという形式で100kmウルトラマラソンに挑戦しました。

で、結果はというと、無事に約10時間で完走。10kmを約1時間ということになり、フルマラソンであれば約4時間のペースで走り続けたことになります。走っている途中には、大量のエナジーゼリーで体力を補充し、さらに関節や筋肉の痛みなどを抑えるために鎮痛剤でドーピング(笑)しての完走となります。
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そして、数日後には無事に完走した自分へのご褒美として、箱根駅伝やキプチョゲ選手の非公認ながらも人類初のフルマラソン2時間切りで有名になった、某メーカーの最新カーボン内蔵の厚底ランニングシューズを購入したのでした。
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さて、100kmを走ったことで、何か変わったことがあるかと聞かれたら、答えは一言「何もなし!」です。国内三大ウルトラマラソンの「四万十川ウルトラマラソン」「サロマ湖100kmマラソン」「沖縄100kmマラソン」に挑戦したいという気持ちはわいたものの、疲れただけで、人生観などが変わることなどは決してありません。ただし、一つだけ分かったことがあります。それは、某民放の2○時間テレビのチャリティマラソンの怪しさ! 自分が約10時間で完走できたことから考慮すると、あんなに丁度良い時間で武道館に着くのは何らかの時間調整をしているはず!!

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