☆加藤が選ぶ白馬日帰り温泉第1位となったホテルシェラリゾート白馬の「古民家の湯」(HPより)
皆さま、元気に波乗りされていらっしゃいますでしょうか?
春になって、ようやくここ鎌倉でも波乗りできる日が増えてきましたが、いま私はアクシデントに見舞われてその蚊帳の外にいます。
その理由(わけ)は、4月1~2日に行った山形県鶴岡市にある出羽三山の一つ湯殿山スキー場でのスノボー滑走中に、激しく転倒してしまい、左足首の内側じん帯を損傷してしまったためです。
まだ、CT・レントゲンだけでMRIは撮っていないので、骨折は回避できたものの足首じん帯の損傷具合は分かりません。数日後にははっきりしますが、概ね全治3か月間といったところでしょうか。(大粒の涙)
いま弊社が運営するワールドウィング湘南に毎日通い、受傷場所以外の初動負荷トレーニングによって体内に酸素を多く取り込んでケガの早期回復を促していますが、早くも腫れが5mmほど収まり、機能回復も見られてきています。
全治3か月間がどのくらい早まるのか楽しみとなってきましたので、今後のウラナミでご紹介していきたいと思います。
それでは前回のウラナミでご紹介しました、白馬レポートの最終回「白馬小谷エリアの日帰り温泉」について、私なりの評価リポートをお届けしたいと思います。
評価は、泉質、混雑、広さ、ロッカールーム、清潔さ、露天風呂、湯の熱さ、応対に分けて10点満点で集計しました。(あくまでも私の主観です…)
なお、最近流行のサウナも評価したのですが、コロナ感染の影響でまだ再開していない温泉施設もありましたので今回は評価に入れていません。
また、営業休止中の施設や定休日などの理由により、白馬・小谷村内のすべての日帰り温泉を利用したわけではなく、情報に偏りがあることを予めご了承ください。
第1位 天然温泉「古民家の湯」 ホテルシェラリゾート白馬内 78点
大人1000円税込み※以後の金額表示はすべて税込み
ホテルシェラリゾート白馬は、岩岳スキー場から栂池に向かう坂の途中にあって周囲を美しい森に囲まれた素敵な場所にあります。日帰り入浴ができるお風呂は、ホテルの一番奥にあって移築された古民家の中に内湯の檜風呂があります。
露天風呂は、檜風呂と岩風呂の二つがあり、とても美しい庭と白馬の山と森との組み合わせが絶妙で感動する素敵さでした。
温泉はホテルが湯元の自家源泉で、豊富な湯量とともに無色透明で肌がすべすべになる素晴らしい泉質でした。
厳冬期には真っ白な白馬連山と雪化粧した森に囲まれ、四季折々のシーズンには新緑や紅葉の美しさの中で温泉に浸れるようです。日帰り温泉の料金は、白馬の中では少し割高な1000円ですが、総合的に考えるとむしろ割安とさえ感じるくらいです。
また、スキー・スノボーから冷えた身体で帰ってくるゲストのために、玄関横に温かいスープとお汁粉を提供するセルフサービスがありました。日帰り温泉客は対象外だったのは残念でしたが、とても粋な計らいだと思いました。
ホテルはそれほど高い料金設定ではないので(一人一泊二食付きで約2~3万円)、予約が中々取れない人気のリゾートホテルのようです。私が日帰り温泉を利用した2月は、ほとんどの宿泊客が外国からのお客さまでした。
私はここに泊まったことはありませんが、ホテル内の卓球やエアホッケーなどは別途チャージ料金はかからず、湯上りの休憩室にはコーヒー牛乳とアイスが無料で振る舞われていました。アイスは私も頂きましたがとても美味しかったです。
ぜひ来シーズンはシェラリゾートに泊まって、自慢の香りを生かしたフレンチ料理も堪能してみたいと思います。
第2位 白馬ハイランドホテルの「白馬姫川温泉天神の湯」 67点
先ほどホテルに問い合わせをしたらこの4月から料金は800円に値上げされたそうです。
何といってもここの温泉の魅力は、露天風呂から眺める白馬連山の眺望が断トツに素晴らしく、ピーカンの日にはついつい長風呂になってしまうほどです。
無色に近い緑色のお湯は+phが高くて肌がすべすべになります。
以前に宿泊したこともありますが、部屋から見る白馬連山の眺望もすばらしく、また食事も美味しかった印象です。
宿泊客専用に別に男女別お風呂と貸切風呂がありましたが、いずれも露天風呂からの眺め、特に朝陽を浴びて赤いグラデーションが見事な日の出前と、オレンジに染まっていく夕焼け前は時間が止まるほどの美しさでした。
第3位 「みみずくの湯」 64点
大人700円
白馬の一番お洒落なスポットとなったSnow Peak社のショップとレストラン、そしてスターバックスが入っていて眺望抜群の「スノーピークグランドステーション」のすぐ背後にあるのが、ネーミングがカワイイ「みみずくの湯」です。
泉質的には無色透明で肌がすべすべになり、きれいな露天風呂からは八方尾根スキー場のみならず白馬三山が望めて、今ごろは花見をしながら温泉が楽しめるようです。
内湯に比べて露天風呂の温度がやや高めに設定されているので、厳冬期でも安心して温まることができました。多少熱めの温泉が好きな自分は、素敵な景色が見られるここの露天風呂が大好きです。また、地元の方、特におじいちゃん達も多く利用しているので、現地の方に色々とお話を聞かせてもらえるのも楽しみの一つです。
上記3つの日帰り温泉以外にも、毎晩五竜のナイターに行ったために私が一番利用した「白馬かたくり温泉十郎の湯」、比較的施設が新しくきれいで泉質が素晴らしい「八方温泉八方の湯」、少し塩辛いのが特徴ながら私は泉質が好きな「白馬塩の道温泉倉下の湯」、人気の岩岳スキー場の目の前にある「岩岳の湯」、「白馬乗鞍温泉」白馬乗鞍ホテル内、少し遠いけれど小谷村の道の駅の隣にあって快適な「深山の湯」、シーズン券を持っていると300円で利用できる「白馬姫川温泉竜神の湯」五竜エスカルプラザ内などに加えて、冬季を除いて開業される「郷の湯」や「おびなたの湯」などがあります。
温泉好きの私にとっては楽しく、また連日のスノボーの疲れをほぐしてくれるので、白馬・小谷村の日帰り温泉は欠かせません。
来シーズンは、すべての日帰り温泉に浸かってみたいと考えています。
今シーズン49日目に初めて滑った湯殿山スキー場でケガを負ってしまいましたが、来年は白馬に波伝ハウスを借りる計画もありますので、滞在日数はさらに増えそうです。
月山湯殿山スキー場のリベンジはもちろんのこと、北海道もニセコアンヌプリ以外のゲレンデやBCを経験したいし、群馬や東北だって滑っていないゲレンデがまだ沢山あります。
2016年12月から始めて7シーズンを終えたスノーボードですが、すでに来シーズンに向けてスプリットボードを発注しました。
しばらくはリハビリ生活となりますが、スンバワの波伝ハウスも夏には完成しますので、そう遠くない先に海も雪山も忙しくなってきそうです。
今回のケガを教訓に『無事是名馬(ぶじこれめいば)』となるよう、残された人生、無理無茶をせずに楽しみながらゆとりをもって充実させていきたいと思います。
ぜひ、ユーザーの皆さまとどこかの海か雪山でご一緒できることを楽しみにしております。(了)