☆加藤のウラナミ『シロギス波伝説&海快晴カップ』

☆加藤

☆加藤
会社代表であり、波乗りと海が大好きなサーファーです。子どもたちに安全安心な海を残すことと、島国などへ高精細な気象情報を提供することを残る人生のライフワークにしました。サーフトリップネタが多くなりますがお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いします。

52匹は自己ベストを更新。また混雑している胴の間で1本竿での同点竿頭はとても嬉しい結果でした。

シロギスの船釣りで自己ベスト更新の52匹

ここ4カ月間で、釣り船に乗ってシロギス釣りに5回ほど行きました。
魚屋さんでシロギスは見かけることが少なく、たまに売っていても鮮度が落ちていたりしますが、釣ったばかりのシロギスは体表面が金銀色に輝いてとても美しくチャーミングなお魚です。


釣れたてのシロギスはキラキラと輝いてとても美しくチャーミングです。

釣れたてのシロギスはキラキラと輝いてとても美しくチャーミングです。


小学校低学年の頃は、横須賀市鴨井漁港の堤防(第一)で良く投げ釣りをしました。
年間で100日以上は、その堤防か隣の第二堤防で投げ釣りをしていました。
そんな釣り少年の自分が良く釣ったのがシロギスでした。小学校1~3年生だったので釣果が10匹を超えることはほとんどなくて、サイズも15cmくらいが中心だったと思います。

小学校3年の3学期で、警察官だった親父の転勤の関係で横浜市磯子区森町の海の近くに引っ越しましたが、すでに海は埋め立てられていて、近くの日清製粉の岸壁などで投げ釣りをしていました。ある時、当時ジャイアンツのエースだった堀内投手がそこで釣りをしていたのには驚きましたが、その時はお互いに釣れませんでした。(涙)

その後、中学~高校生時代はバレーボールが中心となり、引退してからは軟式野球にすっかりハマり、就職した横浜市金沢区役所時代では区役所の軟式野球部で主軸でセンター、バレーボール部ではエースで監督を務めて、今でいう“二刀流”で頑張りました。
その後もサーフィンにハマってしまったため、すっかりとシロギス釣りとは疎遠になっていましたが、4~5年前にサーフィンのホームポイント横でシロギスが良く釣れていたことがあり、たまたま波のない時に7歳と5歳の孫二人と3人で投げ釣りしてみたら、ビギナーズラックもあってシロギスを大中小合わせて28匹も釣ってしまいました。


大きなシロギスはほとんど孫の男の子が釣り、以後も大物を釣ることが多くて何か持っている模様です

大きなシロギスはほとんど孫の男の子が釣り、以後も大物を釣ることが多くて何か持っている模様!?


その晩は我が家で孫の家族とともにシロギスを塩焼きと天ぷらにして食べたら、孫がとっても美味しい!!!とその味にすっかりと魅了されてしまいました。
それからは年に数回は孫と一緒に投げ釣りをするようになりました。


シロギスの塩焼きが大好きな孫二人とそのお父さん2

その後に同じ場所でイシモチの夜釣りにハマったこともありましたが、昨年からは東京湾のシロギスの船釣りにすっかりと魅了されてしまいました。
東京湾は『豊穣の海』とも呼ばれるほど魚の種類・生息数が多いことで知られています。
かつて横浜市港湾局時代に親しくなった漁師さんから聞いた話では、「東京湾は淡水と海水が混じる奥深い湾だから、その魚影が濃く、魚の味も良いのだ」と教えて頂きましたが、ここ十年ぐらいは漁獲高が減ってきているようです。それでも他の海に比べれば、まだまだ魚種・魚影が濃いのには驚かされます。

最近のシロギス船釣りの結果
 日付     場所     釣果  船の中の位置(釣り座)
■5月28日  中の瀬    9匹   胴の間(船の中間)

■6月 5日  片瀬西浜沖 5匹   胴の間  
健保のシロギス釣り大会で3匹の総重量で4位に入賞し、賞品として膨張式ライフジャケットをゲット。

■7月13日  中の瀬    43匹  大トモ(船の一番後部)
船中2番目、自己ベスト更新。これでシロギス釣りに火がつき、YouTubeの“はまゆう”で日々研究していています。

■8月 2日  富津沖    31匹   大トモ
船中初の竿頭。この日は潮が悪くて皆さん不調。しかし、翌日は同じ富津沖で100匹を超える束釣りとなる今年最大の大爆釣。これだから海は不思議だし、通わないと爆釣には当たらないようです。

■8月19日  金沢柴沖  52匹   胴の間
船中同点の竿頭、自己ベスト更新。実はカウントを10匹低く数えてしまい、船長には42匹で報告。陰の竿頭でした。(涙)

協力 金沢八景黒川丸 黒川欣也船長
https://kurokawamaru.net/catch.html

いつもは胴付き1本針仕掛けで船釣りをしていますが、この日は胴付き2本針仕掛けや天秤仕掛けなどを色々と試すことにしました。
結局のところ、ハリスのもつれや手返しの良さで胴付き1本針で釣るのが私にとっては一番釣りやすく釣果もあがることが判明しました。
この日は、夏休み中の思い出作りのためか親子連れがとても多くて船は混雑し、それまでの大トモでの2本竿ではなく、混んでいる胴の間での1本竿で竿頭を取ったのがとても嬉しく、この2カ月間の研究の成果が多少は現れてきたのかなと思います。“はまゆう”さんには足元にも及ばないので、これからも楽しみながら修業!?を続けていきたいと思います。



YouTube はまゆう 根岸丸でシロギス釣り



ビギナーでもお土産くらいは釣れて、その小気味よい引き味が楽しく、調理も簡単で食べても美味しいシロギスの船釣り。
その釣りの奥義は深いものの、ぜひ皆さまも波の無い時には最寄りの釣り船をサイトなどで調べて、気軽にシロギス釣りを楽しまれてはいかがでしょうか?
いずれはサーファー同士の交流を目的に、釣り船を仕立てて“波伝説&海快晴カップ”を開催したいと考えております。(了)

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