竹内予報士のウラナミ『白馬バックカントリー』

竹内予報士

竹内予報士
大学時代に気象学を専攻し、気象予報士を取得。その後IT企業に十数年勤めた後、サーフレジェンドに加入。サーフィンと釣りとバックカントリースノーボードがライフスタイルです。 サーフィンはショートボード(歴15年ぐらい)、釣りは小学校時代のバス釣りから始まり今はオフショアでのルアー釣りが中心(真鯛、太刀魚、青物など)、バックカントリースノーボードは谷川岳や平標山、白馬、立山などで活動しています。

アイキャッチ

こんにちは。竹内です。

3月に入って急に暖かい日が多くなりましたね。
皆様良い波を当てられていますでしょうか?
私はというと、厳冬期は少しでも時間があれば山に行くようにしていて、なかなかサーフィンができていません。。。
その代わり、山でのサーフィン(スノーサーフィン)を思う存分に楽しんでいます。

以前のウラナミでも書きましたが、サーフィンとスノーサーフィンでは共通点が多くあります。
例えばムーブ(動作)は、アップスやリッピングなどもすることができ、サーフィンのトレーニングになります。
ライン取りは、スノーサーフィンを始めてからより意識するようになりました。

特に、バックカントリー(スキー場ではない自然の山)でのスノーサーフィンは、刻一刻とかわる波のフェイスを滑るのと同じ様な難しさを感じつつ、自然の壮大さを味わうことができます。

さてさて、今回のウラナミはそんな中で良いコンディションを当てられてたバックカントリーをご紹介します。

白馬バックカントリー

場所は白馬のアルパインエリア(森林限界を超えた標高帯)。
本当は白馬の主稜線まで行き、不帰(カエラズと読みます)の3峰Dルンゼという所を狙うつもりでしたが、八方尾根の上に出てみるとかなりの爆風で、主稜線まで出られる状態ではありませんでした…。
ですので、無名沢の上部を落として、登り返してガラガラ沢を滑るというルートに変更しました。

正面に見えるのが無名沢の上部。
20230112_100752



無名沢の上部を滑り終えた所から無名沢を見上げる。
20230112_114806



登り返し地点。白馬槍ヶ岳、杓子岳、小蓮華山、白馬乗鞍岳など、白馬連峰がよく見えます。
20230112_120009



これから滑るガラガラ沢。この沢の左側を落とそうとしています。
20230112_121847



滑ったガラガラ沢。一番右側が自分のライン。
20230112_123338



ゴール地点から滑ってきた山を見上げる。
20230112_141245



こちらがライディング動画です。前半は無名沢、後半はガラガラ沢です。





雪山はアルパインエリアのザラメを狙えば5月ごろまで滑れます。
むしろザラメの方がサーフィンの水の反発に近く、個人的には面ツルなザラメでのターンが大好きです。

皆さまが良い波に乗れるよう祈りつつ、次回もよろしくお願いします。

最近の記事

関連する記事