☆加藤のウラナミ『南国高知へのキャンプ&サーフトリップVol.1』

☆加藤

☆加藤
会社代表であり、波乗りと海が大好きなサーファーです。子どもたちに安全安心な海を残すことと、島国などへ高精細な気象情報を提供することを残る人生のライフワークにしました。サーフトリップネタが多くなりますがお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いします。

入野松原の美しい夕焼け

入野松原からの美しい夕焼け

皆さま、元気に波乗り楽しんでいらっしゃいますか?
現時点(11/8)では、昨年に続いて今年も台風スウェルは限定的でした。(涙)

湘南の場合、台風の発生数が少なかったのに加えて(現在20号)、台風スウェル自体が弱く、私がガンを使ったこともありません。

まだ日本近海の海水温は高めなので、かつてあった「X’mas Typhoon Swell」のように、湘南に季節外れの台風スウェルが届くか、西高東低による沖の強い西風による波が沖からラインナップするような“Grand Swell”を届けてほしいものです。

 

話は変わりますが、全国でコロナウィルスワクチンの接種率が70%を超えた影響などによって、コロナウィルスの感染拡大が一気に収束してきていることはとても喜ばしいことです。

東京都では8月13日に5908人の過去最高の感染者が発生し、大阪府では9月1日に3004人、神奈川県でも8月26日に2878人もの感染者を発生させたのが今から3か月以内というのが本当に信じられないくらいです。このまま一気に収まって、早くコロナ前の明るい世の中に戻ることを願うばかりです。

 

前置きが長くなりましたが、全国の緊急事態宣言やまん延防止措置が9月30日にすべて解除されたのを受けて、以前から行きたかった高知県に1週間ほどサーフトリップしてきました。今回は現地に配慮して、ホテル・旅館には泊まらず、友人が所有する大型のキャンピングカーで旅することにしました。(1泊だけ知人のご紹介でお遍路のお寺に泊めさせていただきました)

 

トヨタの逆輸入車[タンドラ“”を改造した友人のキャンピングカー

トヨタの逆輸入車“TUNDRA”を改造した友人のキャンピングカー

コロナウィルスの感染拡大前に、四万十市(旧中村市)周辺をサーフトリップしたことがありましたが、今回は自由に泊まれるキャンピングカーによる旅なので、波に合わせてかなり気軽な旅となりました。

サーフツーリズムを振興させることで地域を活性化することに取り組んでいる自治体は宮崎県や南相馬市などいくつかありますが、高知県もその一つです。

著名なビーチブレイクのサーフポイントへアクセスできる道路が整備され、ポイントのすぐ近くには広い無料の駐車場が造られ、きれいな水洗トイレも併設されているばかりか、きちんと毎日清掃されてトイレットペーパーも補充されていました。また100円はかかりますが、5分間使える水シャワーもトイレに併設されていてとても快適でした。
主に、我々は「とまろっとオートキャンプ場」にステイしましたが、海一望の山の上にあってサーフチェックが出来る上に、すぐ隣には温泉ホテルの『四万十いやしの里』があって日帰り入浴が可能なのでとても快適に過ごすことができました。

いやしの里にある四万十の宿といやしの湯(日帰り入浴690円)

いやしの里にある四万十の宿といやしの湯(日帰り入浴690円)

高速道路「高知道」が土佐の先の須崎まで開通したため、湘南から法定速度でキャンピングカーを運転して休憩や食事の時間を入れても11時間くらいで到着できると思います。

https://ihighway.jp/pcsite/map/?area=area08

 

サーフポイントに無料の駐車場ときれいなトイレが隣接して整備されているというのは、ニュージーランド、オーストラリア、アメリカ、ポルトガル、スペイン、フランス並みであり、サーファーとしてはかなり有難い環境であり、感謝すべき政策だと思います。ぜひ全国に広がって欲しいものです。

何人かの外国人サーファーを見かけましたが(おそらく国内在住者)、いずれは日本人サーファーのみならず、海外からのサーファーが訪れるサーフトリップ先になる可能性を秘めているほど魅力的なエリアだと感じました。つづく。

 

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