☆加藤のウラナミ『6勝6敗』

☆加藤

☆加藤
会社代表であり、波乗りと海が大好きなサーファーです。子どもたちに安全安心な海を残すことと、島国などへ高精細な気象情報を提供することを残る人生のライフワークにしました。サーフトリップネタが多くなりますがお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いします。

超朝イチの1時間半でイシモチ6匹の最大釣果

早朝1時間半の最大釣果

皆さま、ご無事だったでしょうか?

このウラナミを書いている5月17日(日)に、約一カ月ぶりにサーフィンすることができました。

5月14日(金)に、NSA鎌倉支部が、神奈川県、鎌倉市、神奈川県サーフィン連盟と協議して、スポーツ庁発信の『身体的及び精神的な健康を維持する上ではスポーツを行うことが必要です』を元に、海及び海岸利用の自粛緩和を決定してくれたのでした。

神奈川県は緊急事態宣言が発令中であり、さらに14日前後は神奈川県内の感染者数が東京都を上回って全国一位になる日もあったので、よくぞ緩和の決定を導いてくれたとNSA鎌倉支部の関係者には心から感謝する次第です。

 

鎌倉プリンスホテルが運営する七里ガ浜にある大駐車場は休業中のままで、また都道府県をまたがる移動は自粛要請が継続されていたので、久しぶりに海の中で会うメンバーもすべてが揃った訳ではありませんでしたが、前日に本州付近を抜けた低気圧の影響で、薄明るくなる午前4時20分ころには腹たまに胸サイズが入ってくるようになり、久しぶりにサーフィンをエンジョイするには十分なコンディションとなりました。

この何十年間で一カ月間も波乗りできなかったことは一度もなく、ケガや病気などで休んでも数日間でしたし、唯一東日本大震災後に3週間サーフィンを自粛したのが最大でしたので、本当に久しぶりとなりました。

また、外出自粛でジムにも通えず、精々家の近くを1時間くらいウォーキングするのが唯一のフィットネスだったので、約2kgも体重が増えてしまい、身体も硬くなってしまっていました。(大粒の涙)

それでも、午前4時30分にパドルアウトした時の気持ちはとても清々しく、すぐにパドリングを止めて、サーフィンできる環境を海に向かって手を合わせて感謝したほどでした。
ただし、パドリング力は衰えていなかったものの、ライディングの切れはなく、あるセットのテイクオフ時には前足が素早く出ず、生まれたばかりの馬の赤ちゃんのように板の上でフラフラとなり、とても恥ずかしい思いをしたのはご愛嬌といった感じでした。

サーフィンを自粛していた一カ月間の中で、自分の場合は海との関わりがまた一つ増えました。
5月3日(日)午前5時、いつものように自宅から七里ガ浜までの1時間コースをウォーキングしていたところ、七里ガ浜のビーチに知り合いのシニアのAさんが投げ釣りをしているのを発見しました。

すぐに近寄って行って釣果を聞くと、型の良いイシモチが2匹釣れていました。
この時期のイシモチは産卵期らしく、25~35cmくらいの型の良いイシモチが産卵するために沿岸近くにやってくるのだそうです。

Aさんからイシモチ釣りの手ほどきを受けて、翌日からは午前4時半からの約1時間半、ほぼ毎日Aさんとイシモチ釣りをする自分がいました。

超朝イチなので、ビーチにやってくる地元の人は少ないのですが、サーファーのIさんは毎日ビーチクリーンをしてくれていて、その集めたゴミは近くのセブンイレブンが処分してくれていること、いつも同じ時間に決まったおじいちゃんとおばあちゃんが散歩に来ること、そのあとには第二グループのビーチクリーンする夫婦が二組いらして、さらにそのあとには犬の散歩組がやってくるのがほぼ毎日のお決まりでした。
Aさんは、ほぼ毎日のように何匹もイシモチを釣るので、それらの知り合いの方にイシモチを差し上げていました。
タイトルの6勝6敗は、私が釣れた日と釣れなかった日を勝敗にしたもので、最高の釣果は6匹で、別の日に釣ったイシモチは丸々太った34cmで自己記録を更新することができました。

イシモチの自己最高記録34cm

イシモチの自己最高記録34cm

これからは、波があればサーフィン、波が無ければ投げ釣りとなりそうです。(笑)

ちなみにエサは、近くの由比ガ浜海岸で干潮時に改良したスコップで掘って捕る袋イソメですが、この掘って袋イソメを捕るコツが、奥が深くてとても面白いのです。まだ名人のAさんには足元にも及ばないので、もう少し上達したらその興味深い捕り方をウラナミでお伝えしたいと思います。

 

一日も早く緊急事態宣言が全国で解除され、第二波、第三波の感染もごくわずかに済み、従来通りの平和な日本と、いつも通りの七里ガ浜の海が戻ることを願ってやみません。
結びとして、今も波伝説をご継続頂いている会員の皆さまに心から感謝申し上げます。ありがとうございます。

お礼の気持ちとして、色々なキャンペーンやプレゼントを用意していますので、ご応募いただければ幸いです。(了)

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