ゆーぱんのウラナミ「waxリムーバー代用品実験してみたら溶けた!衝撃の結末!」

ゆーぱん

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サーフレジェンド新人のゆーぱんです。私にとって海は、癒しを与えてくれる場所でありながら、時にスリリングな体験をもたらし、新しい出会いやかけがえのない経験を与えてくれる特別な存在です。 そんな海の魅力を、もっと多くの人に感じてもらいたい!そんな思いで、海の情報をお届けするこの仕事に携わることになりました。 みなさんが安心して海を楽しめるように、役立つ情報を発信していきます!どうぞよろしくお願いします。

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「ワックス落とすの面倒…でも専用リムーバーってちょっと高いしちょびちょびしか使えない」そんな貧乏性の私ですが、きっと同じ思いをしている人もいるのでは?という事で今回は比較的安価に購入出来るアイテムと専用リムーバーでどれが最も安く・安全に・スッキリ落とせるかを実際に試してみました!

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ぐふふふふ
どの板を生贄にささげようか!どの板もワックスが黒ずんで汚いからなぁ!
おまえも蝋人形にしてやろうかぁー⁉
という事で一番汚い&2年くらいワックス落としてない、
この板を生贄にささげることにいたしました!

 


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まるで怨霊が取りついているかのような人型にも見える黒ずみが不気味さを醸し出す…。

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分厚く重り、黒ずんだワックス…。ワックスの前にやる気を削ぐこのビジュアル…。
とはいえ!頑張って検証します!

それでは張り切って!検証アイテム紹介!
※価格はすべて購入価格
エントリーナンバー1:オレンジクリーナー 価格220円

エントリーナンバー2:100均シールはがしスプレー 価格110円

エントリーナンバー3:サーフワックスリムーバー 価格1080円
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こんな感じで左から、オレンジクリーナ、サーフワックスリムーバー、100均シールはがしで検証します!

検証方法はいたってシンプル!
各アイテムをそのまま板にかけて、スクレーパーでこそいでみる。

まずは100均スプレー!…フムフム、スプレータイプで楽に吹きかけられ結構落ちやすい!
結構スムーズにスクレーパーが通っていく!良い感じですな!
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続いて
オレンジクリーナー!
価格良し!量よし!これでワックスさえ落ちれば完璧!
という事で早速チャレンジ!んん…?まったくマックスが溶けていく感じがしない…
スクレーパーの力のみで落としている感じ…。正直リムーバーの役割としては微妙…。
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続いてはサーフワックスリムーバー!これは!軽い力でもするするオチル!
さすが専用のリムーバー!威力が違う!一回でごっそり落ちていく!

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結果発表!
やはりワックスの落ちやすさでは、専用リムーバーが圧倒的な結果でした。
さすがは本職、仕上がりが一段違います。

ただ、使いやすさとコスパのバランスで言えば、100均のシールはがしスプレーもかなり優秀!
スプレー式で手軽だし、十分な性能です。

一方、オレンジクリーナーは正直そこまでワックスが溶けている感じはしませんでした…
「もっとオイル系のクリーナーを試してみたら、化ける可能性はあるかも?」という印象です。

総合的に見て、「専用リムーバーが最強、でも代用なら100均スプレーも全然使える」というのが今回の結論です!

※この記事はあくまで筆者の個人的な検証レポートです。
もし試してみる場合は、すべて自己責任でお願いします。愛板に何か起きても、私は責任は負えませんのでご容赦を(笑)
その理由はこの後説明します。
という事で今度はこんな実験!先ほどの3種類のアイテムを発泡スチロールに吹き付けてみると…。

 

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専用リムーバーを発泡スチロールにかけた所だけが!
ジュワッ…!と音を立てて溶けはじめ、あっという間に大きな穴が開いてしまいました。

そう、天然成分・化学系に関わらず、多くのリムーバーには「溶剤」が含まれており、これが発泡スチロール(=EPS素材)を溶かしてしまう性質を持っているのです。

サーフボードに使われるEPSボードは、表面を樹脂(エポキシなど)でしっかり覆ってあるため、表面が無傷であれば通常は問題ありません
しかし、もしワックスに隠れて小さなクラックやリペア跡があり気づかなかった場合、そこから溶剤が内部に侵入し、中の発泡フォームが溶けてしまうリスクがあるのです。

特に、強めのリムーバーを使用する場合は、作業前にワックスの下にヒビや凹みがないかをしっかりチェックすることがとても重要です。

明日の準備でクリーニング!のつもりがそのせいでサーフィンもできず大切な板を失ってしまう…なんてことが無いように気を付けましょう!

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