☆加藤のウラナミ『メタルなマカロニ深夜食堂vol.2』

☆加藤

☆加藤
会社代表であり、波乗りと海が大好きなサーファーです。子どもたちに安全安心な海を残すことと、島国などへ高精細な気象情報を提供することを残る人生のライフワークにしました。サーフトリップネタが多くなりますがお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いします。

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※このコラムは2016年09月15日に掲載されたものを再掲載しております。

前回の『メタルなマカロニ深夜食堂Vo1』はこちらから

「キツネサイン」
深夜食堂とはまったく関係はないのですが、参加メンバーの一人がハマっていた、海外で人気の17~18歳の日本人三人組のメタルユニット『BABY METAL』は、重厚かつ高度なテクとハイレベルなメタルサウンドに加えて、キツネサインを含む軽快かつ愛らしいダンスパフォーマンスを繰り広げ、その熱いムービーを見てしまった我らオヤジサーファーは秒殺されてしまったのでした。

BABY METALサイコー!!!

BABY METALサイコー!!!

 

今回見た「BABY METAL」のMovieは、ヨーロッパ公演などの一部を編集したものでしたが、夕食後に、ボーカルで可愛いSU-METAL(中元すず香)の魅力的な歌唱力と、重低音のノリノリサウンド、そして軽やかな三人のダンスパフォーマンスに、我々中年オヤジサーファーはアルコールの勢いも借りて大はしゃぎするのでした。(猛爆)

そのベビーメタルに熱中してからというもの、その後のサーフィン中のサインは、ハングル―スではなく、べビーメタルが公演中にちょくちょく演出する“キツネサイン”(片手でキツネを模した、あれです)になりました。(笑)

いい年して~、なんていうのはボートトリップでは当てはまりません。誰が見ている訳でもないし、深いジャングルはあっても周囲に民家はほとんどないので、音量を上げても問題ありません。
楽しいオヤジサーファーたちの修学旅行なのですから、いかに弾けるかが問われます。
深夜食堂でしんみりと感動しつつも、BABYMETALで“Yeah!!”と弾ける、静と動、波のトップとボトムをアップスーンダウンし続けるようなボートトリップとなりました…!?

「サーフダイヤリー」
今年のメンタワイは、南半球のスウェルが最盛期の8月に行ったため、波のサイズが小さすぎる日はなく、逆にサイズがあり過ぎて自分の技量の無さを分からされたセッションが多くて、私にとっては大きな宿題をもらったトリップとなりました。(涙)

きちんと統計を調べた訳ではありませんが、メンタワイの8月は比較的風が強いイメージで、今回に限って言えばそれは当たっていて、ジャンクになったり、沖で吹いたオンショアが影響してうねりがバラバラで整っていなかったり、特に前半は大雨や強風など悪天候に遭遇することが多くて、エクセレントなコンディションに恵まれることはあまりありませんでした。

 

ただし、雨が多かったので、虹は過去に経験ないくらいに、まん丸の美しい虹をたくさん見ることができて、一同で波待ちをしながら何度も感動しました。

 

なお、日程がリオ五輪に重なっていたため、メンタワイのメインシーズンでありながらも、比較的サーフボート、サーファーは少なかった印象です。2年前のサッカーワールドカップの時のG-LANDのサーフキャンプはガラ空きだったし、オリンピックやサッカーワールドカップの開催期間中はサーファーも旅行を控える傾向があるようです。

コンディションはあまり良くなかったとはいえ、自分のサーフダイアリーを振り返ると、8日間のうちの前半4日間の合計7ラウンドを波伝説のコンディションマークで言えば、〇1回(マカロニ)、◇2回(ビンタン)、△3回、▼1回でした。風が弱まり、天気も晴れてコンディションが上向いてきた後半の4日間は、合計8ラウンドで、◎1回(マカロニ)、〇2回(HTとマカロニ)、◇3回(ロキシー)、△2回となりました。

終わってみれば、今年も十分にメンバーを楽しませてくれたメンタワイでのボートトリップでした。その立役者は、故AKIさんの意思をしっかりと受け継ぎ、日本人のためのボートトリップを支えてくれている名ガイドYu君の存在があります。不安定な天候の中で、今年もベストなサーフガイドをしてくれたYu君に、改めて心から感謝します。

ロキシーのバレルをビーターで攻めるYu君

ロキシーのバレルをビーターで攻めるYu君

 

 

自分の場合、今回のトリップはN社長から誘われたので、多くの方とは初めてのボートトリップでしたが、年齢的に近く、と言っても私が最年長でしたが(涙)、話題や趣味が似ていて、とても素敵な出逢いと楽しい旅になりました。参加メンバーの皆さまにも、この場をお借りて心から感謝申し上げます。つづく。

 

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