服部予報士のウラナミ『やっぱアスリートはスゴイ』

服部予報士

服部予報士
服部予報士 サーフレジェンド所属気象予報士、防災士。 小学校の理科の授業で天気に興味を持ち、大学は海洋気象を専攻。 TV・ラジオでの気象解説や、古民家イタリアレストランの店長などの経験を持つ。 「天気と海、旬の食材と話題を通して季節の移ろいを感じられる」ことを ライフワークとして、メッセージを伝えてゆきたいと思います。

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ご存じの方は多いと思いますが、波伝説スタッフにマッチこと上條プロが所属しております。普段は非常に気さくで、物腰優しい人柄なのですが、ふとした時に「やっぱり、この人、プロサーファーだ。アスリートだ」って思うことがあるんですよね。

先日、波乗りを終えて波情報スタッフと海のコンディションを話しているときのこと。自分がイメージするような良い波が入って来ず、テイクオフのタイミングに迷ったそうなんです。でも海に入っていられる時間は限られているわけで、その時、自分に言い聞かせたらしいんです「おい!何迷ってんだ!?とりあえず、行っとけ!」と。

当然これまでの積み重ねがあって成せることとは思いますが、そのポジティブな考え方には”上を目指すアスリート”を感ぜずにはいられませんでした。かと思えば、周りのスタッフや協力会社への気配りを忘れない、柔らかな人柄を持ち合わせたところにバランスの良さを感じます。

もちろん人間なので、弱みを見せるときはあるとは思いますが(私はあまり見たこと無いんですが)、ココぞ!と言う場面での意気込みや力強さはプロの貫禄を感じます。

アスリートではありませんが「宇宙飛行士」もスゴイなぁって感じることがあります。

駄々広い宇宙空間に浮かぶ小さな宇宙船のなかで、数名の仲間とともに限られた環境のもとで過ごす期間は、地上で暮らす環境とは全く違うと思うんです…行ったこと無いので断言できないですが。そんな環境で共同生活をするわけでしょうから、恐らく「自分をコントロールする力」は、かなり優れているんでしょうね。

十人十色、人それぞれ持った性格があるので、全ての人が真似ることは出来ないでしょうが、何かぶち当たった時に参考にしたいものです。

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