ハンマーのウラナミ『突然バイクが昇天したら…』

ハンマー

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ハンマー:学生時代はウインドサーフィンが大好きで海に没頭。しかしバブル崩壊とともに遊んでばかりじゃイカンと自然と海からも遠のいでいました。現在の趣味は40過ぎから始めた空手で、強くしなやかに動けるカラダを追い求めています。仕事は営業と経理事務を担当。

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(急遽、通勤手段のレギュラーにもどってきた我がスクーターです。)

通勤用の250㏄のスクーターの愛車フォルツァですが、ここ最近どうも異常な感じがしていました。
50kmスピードでの中速域の巡航速度で走っていたら、いきなりエンジンブレーキがかかったり、エンストをおこしたり、これは今までにはなかった症状です。自分でもブレーキパッドの減り具合やエンジン音など素人がわかる範囲をチェックしたのですが、どうにもわからない。さっそく購入したバイク屋さんに持ち込んで診断をしてもらいました。

すると、
「エンジンの心臓部に異常があるようですね。
分解してわかるかどうか…?修理個所を特定するのはなかなか難しいですよ。」
「怖いなあ、原因不明は嫌だし、あまりお金はかけたくないよね。」
すでに8万キロ近くを走行していますので、あちこち傷んでいることは確かです。
定期的に交換するオイル、タイヤ関係以外の出費は、今後はどんどん高くつくこともあるでしょう。

その場での判断はしないで愛車をバイク屋さんに預け、家に帰って妻とも相談しました。
今後、ひょっとしたら金食い虫になったり、故障が原因で事故を起こす可能性もあります。
悩んで三日後…修理をあきらめて彼を手放すことになりました。
悲しいかな「廃車」です。

本当にあっけないお別れです。
バイク屋さんの紹介で中古車を購入し、約6年で8万キロもお世話になったわけです。
その割に、思い出の写真が無いのが不思議なくらいです。

でも、タンデム走行で子供たちを乗せて箱根に行ったり、アクアラインを通って館山まで日帰りツーリングをしたこともあります。(帰りにトンネル内で渋滞に巻き込まれた時に、排気ガスが辛かったですね。)

ETC装置も後付けしたので、子供達との夢は日本一周ツーリングでした。
毎日の通勤が快適だったのは、彼のおかげです。命を預けていたのです。
感謝しかありません。お疲れさまでした。

さて実は我が家には、もう一台小型原付110㏄スクーターのスペイシーがあります。
今後しばらくは、彼が通勤の主役となってくれそうです。

8万8千キロ走行。このまま頑張って10万キロに到達してほしいね!

8万8千キロ走行。このまま頑張って10万キロに到達してほしいね!

とは言っても、もうすぐ9万キロ走行のご老体です。
以前も夏場の通勤で使っていたのですが、フォルツァの快適さに彼は2軍での生活を送っていました。

すでにスピードは新車の時のようには出ません。それでも60 kmぐらいまでは、ちゃんと吹き上がるから問題はありません。たまにエンストすることもありますが、しばらくは1軍で頑張ってくれるはずです。
とはいえ、この先何年も稼働できるとは思えません。新車のカタログを手にいろいろ考えるこの頃です。

ハンドル部分にはグリップヒーター装備。冬の通勤も苦ではありません。

ハンドル部分にはグリップヒーター装備。冬の通勤も苦ではありません。

娘が受験生ですので、いろいろ物入りになりそうな来年の春まで気が抜けません。
しかし今から少しずつ新車の購入資金も貯めようと思います。

by 飲み代をちょっとひかえ目にするハンマー

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