※勝手に連載中のウラナミの続きになります。
和歌山から、南海フェリーで夜明けとともに徳島に入りました。
この旅は、「千葉から太平洋側を車で南下して途中のポイントでサーフィンを楽しむ」と言うコンセプトですが、私はいくつか特に楽しみにしているエリアがありました。
奄美大島、屋久島、種子島、そして四国です!
しかし、四国についての知識はほとんどありません。
とりあえず、様々なオレンジ色が広がる朝焼けを横目に海沿いを南下していくと、何やらサーファーが集まる海岸を見つけました。
ローカルオンリーのポイントもありますので、さりげなくチェックをしてみると、波伝説でもお馴染みの「宍喰」ポイントでした。
天気は晴れ、面ツル、肩~頭前後サイズの台風SWELLが入ったグッドコンディション!
カレントの強い印象がありましたが、頑張ってゲットすれば、ロングライドが連発でき、思い出に残る素晴らしい1ラウンドとなりました。
海から上がっても一般的にはまだ朝です。
心地よい疲れにまどろみながら、次の1ラウンドに備えて、車内で仮眠を取っていると、猛烈な暑さと具合の悪さで目を覚ましました。
一瞬目を閉じていただけのように思いましたが、爆睡してしまっていたようで、気づけば昼過ぎ。
窓は開けていたとはいえ、真夏の昼間に車内にいたわけですから、おそらく熱中症のような症状になってしまっていたと思われます。
とりあえず、車から降りたものの、外も暑い…。
海は、引き続きグッドコンディションが続いていましたが、旅の疲れも出てきたので、この先の長い日程を考え、遂に宿を取ることにしました。
翌日、完全に復活した私は、再び宍喰ポイントに行こうと思い、念のため波伝説を確認すると、うねりがさらに強まってクローズアウト…。
悶々とした気分の中、とりあえず南下を続けつつ、高知で坂本龍馬の銅像に挨拶等を済ませていると、夜になってしまったので、ヤケになってまた宿に泊まってしまいました。
すっかり宿グセがついてしまった私は、翌日からは経費削減のため、あらかじめ車中泊ができそうな場所で、サーフィンも可能な所を目指しました。
しかしながら、ここから先のエリアは、波伝説に情報がありません。
そして、私にも知識がありませんでした。
そんな中、なんとなく気になって「入野松原」という所に向かったのは、私にしては珍しくセンスの良いチョイスになりました。
次回は、この入野松原や四万十川周辺のことを書きたいと思います!