chan-Uのウラナミ『海洋汚染』

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chan-U:福岡市在住。ラーメン大好き。 好きなサーファーは、もちろん波伝説ライダー・アンバサダーです。 Support your local surfshop. Let the good time roll !

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小学校のころに習ったものの、それほど危機感のなかった温暖化・海面上昇・異常気象など。最近になってはそれが当たり前になり、ますます現実味を帯びてきました。
そして、皆さまのゲレンデでもある海では、マイクロプラスチックという言葉を誰もが知る問題になってきていますね。
某テレビ局で、地元の海洋汚染問題についての放送がありました。
その舞台となったのは、世界遺産にも認定された福岡県宗像市の沖ノ島でした。
神社の関係者などの特定の人しか足を踏み入れることのできない島には、たくさんのゴミが流れ着いていました。
そして、それは沖ノ島だけではありません。九州・沖縄は、隣国の大陸とも近く、特にゴミが漂着しやすい場所となっているそうです。

実際にどこのサーフポイントにもたくさんのゴミが流れ着いています。それは、不法投棄されたのではなく、内陸で捨てたものが最終的に海に流れ着くそうです。特にプラスチックは、溶けることなく小さな破片となって永久に残ります。近い未来には、マイクロプラスチックの数は、魚の数を超えるそうです。

この深刻な問題を防ぐには、ゴミを減らすしかないようです。トラフグ漁で有名な地元鐘崎の漁師さんたちは、いつかはこの海でトラフグがいなくなると危機感を持ち、漁とは別の時間に船を出し、海底に沈むゴミを取り続けているそうです。また、最新のAIを使ったビーチクリーンも実験的に行われているそうです。

ヨーロッパ諸国などではプラスチック袋などは完全に撤廃されているそうで、日本でもそのような動きになろうとしています。また、プラスチックゴミを道路に変えたり、油に変えたりという技術も進んでいるそうです。願わくば、セメントを作るために沖合の砂を大量にとるのもやめてもらって、大量のプラスチックゴミからセメントを作りだせる技術があればと思っています。
もちろんサーファーの皆さまは海でも街でもポイ捨てはしていないと思いますが、これからは、私も含め、一人一人が環境に対する意識を変えていかなければと思っています。

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