あと1,500マイルで一人分のバリ往復がまかなえるまできていたのに……。
7月から毎月次々と航空マイルが失効し続けてしまいます。
それにしても、なかなか貯まらないです……。

ということで、夏休みやGWの料金のハイシーズンを避け、4月初旬のローシーズンを候補に保有マイルで行けそうな候補地を検索してみました。

先日、インドネシアで大金をはたいてしまったので、それなりに旅気分を味わえる所で、なるべく安く行ける旅程を心に誓いました。

バリ往復一人分ないマイル数なので、子供たちをお供させるには近場になります。また、学校は休みたくないと言われたため、土日で行く必要がありました。
ということで、マイルとコロナ禍中の株価爆下がり中に仕込んでいた航空株の小児優待を駆使し、温泉と魚介を目指して、近場の八丈島に飛ぶことにしました。
私は人生初の八丈島です。
ちなみに、交通費がかかってしまう二人は留守番ということで、奥さんと一番下の子は自宅待機です。

飛行時間については、離陸してすぐに「当機は着陸体制に入りました」というアナウンスが入り、えっ！？となりつつ、4歳児が僕のカバンに入れたと言い張る塗り絵を探していたら、気づいたら島に到着していたくらいの印象です。近くて最高です。

宿はネットで検索し、評価が高く、値段が安い「ロッジオーシャン」さん。
ご飯が美味しく、スタッフの方々が感じよくみんな親切でした。コスパ最高でした。サーフポイントまで車で30分くらいです。ステッカー置かせてもらいありがとうございます。

初めて訪れた地は、自然がいっぱいで島を囲む断崖の壁が迫力がありました。

子供たちは島の雰囲気を味わっていた模様で、鼻炎の長女は鼻水が出にくいとか、温泉が近くに出ているのが羨ましい、刺身が美味い、透明の海に飛び込みたい、近所の公園にはない木があるなど、子供ながらに感じているようでした。

光きのこ

曇りでも透明度が高い！

なお、八丈島で私が一番のお気に入りとなったのが洞輪沢温泉と裏見ヶ滝です。
まず、齢41歳にして初めて滝の裏に入りました。
マイナスイオンを感じるというよりは濡れる〜と思いましたが、見たことない滝の裏の光景と水飛沫が気持ち良かったです。

そして、洞輪沢温泉。
サーフポイントを見下ろせる展望ポイントで犬を散歩中のおばあちゃんと話していたところ、オススメの湯として紹介されました。

薬をいくら塗っても治らなかったのに、その温泉に2回入ったら傷が治ったとのことでした。「せっかく来たなら入りなさいよ〜源泉掛け流しで無料だよ〜」と言われ、目指すことにしました。

源泉掛け流しというワードは、テンションが上がるし、いかざるを得ないですよね〜

洞輪沢温泉は、駐車場と数隻の船がとまる静かな入江内にあります。

風呂とは思えない外観で分かりづらかったですが、扉を開けると温泉好きにとってはたまらない光景が広がっていました。
2つの給湯パイプから吹き出している加水なしの源泉。
浴槽からは贅沢にお湯が溢れ出ています。壁や床は温泉成分がこびりついたであろう見た目は最高な感じです。

温度は40℃ないくらい？でしたが、火山の濃厚成分が詰まっているであろう源泉は、風呂から出た後も身体の保温効果が高く、入江に吹く風が気持ち良すぎでした。

子供たちは浴室内にこびりついた温泉成分を汚い、汚れた風呂という印象を持ったようですが、これこれこうだと説明し、こうゆう温泉に出会えたら感動もんだよ！と忠告をしておきました。こういう温泉に入れるなんて運が良いよ、超贅沢だよと。

風呂から上がり、入江で遊びつつ、釣人と会話しつつ、サーフポイントを見学し、1時間くらい涼んでからまた入浴しました。
腰が軽くなったのと、足の古傷がヒリヒリしたので、おそらく泉質は結構なものかと思います。
翌日の飛行機に乗る前も通ってしまうほどでした。いつだったか山形県で湯治の風呂から出た後の体が軽くなるような感覚でした。
無料でこのポテンシャルは、恐るべしです。

長女と4歳の女の子が女湯に入っていたのですが、4歳の娘が風呂に浸かりながら「いい湯だね〜」って言ってたよと長女が教えてくれた時は、4歳児が渋いこと言うね〜と思ったほどでした。
素直に良い温泉だとインプットされたようです。

ちなみに釣り人でもある竹内予報士が八丈島は釣りがやばい！と教えてくれました。近所の釣りキチさんも、八丈島へ行ってきたというと「うお〜！」と雄叫びをあげました。

長女が八丈島で食べた飛び魚の刺身が美味かったと言うようになり、最近、しきりに釣りをやってみたいとポロッと言うことが多くなりました。釣りのイロハが全く分からない僕は、ビギナー向けの釣りがやれるところで教えてくれと、友達に打診中です。

魚介が豊富で、色々な焼酎が揃い、最高の温泉がある土地って最高だな〜って再確認する旅となったのは言うまでもありません。