chan-Uのウラナミ『ケニア旅行~サーフィン編~』

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chan-U:福岡市在住。ラーメン大好き。 好きなサーファーは、もちろん波伝説ライダー・アンバサダーです。 Support your local surfshop. Let the good time roll !

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前回のウラナミを『ケニア旅行〜文化編』はこちらから。
https://www.namidensetsu.com/news/chan-u/238722
 

ケニアはインド洋に面しています。情報があまりない中で、今回目指したのは、ディアニビーチとマリンディベイです。
前者は、リゾート地として有名で多くの観光客が訪れますが、カイトサーフィンやサップ、サーフィンなどを扱うショップが海の目の前にあり、そのショップのホームページでもサーフィンの写真がよく上がっていたので、ここの近くのホテルに泊まることに決めました。後者も、ネットで見つけたもう1つの有名なポイントで、ビーチブレイクという情報でした。

モンバサでステイシーさんとお別れを告げ、まずはマリンディベイへと向かいました。
ケニアではどこでもあるマタトゥという乗り合いバスに乗って安く行ける予定でしたが、日本人が一人でサーフボードを持って乗り込むのは危険だと言われたのでタクシーで行くことになりました。タクシーで3時間の道のりで北上。約8000円かかりました。
ところが、予約していたホテルが実際の場所と異なっており、マリンディの町に到着したものの、目指していたビーチブレイクがありません。海を見てもアウターリーフの上でブレイクしています。そして、誰もサーフィンなんてしている様子はありませんでした。とにかく現地人に聞きまくって情報をもらいました。
 
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<ローカル情報>

・サーフィンしている人はいる。
・サメは浅いリーフには入ってこない。
・ビーチブレイクは少し離れている。

 

とのことでした。かなり勇気が必要でしたが、意を決してパドルアウト。すでに午後で風が入っていたので、頭くらいはあってパワーはあるものの波はイマイチでした。
マリンディの町は、あのバスコダガマ※の記念碑が建つほどで、モンバサ同様に貿易の町として栄えたそうです。モンバサよりもイスラム色が強く、料理もコースタルフードと言って一つ一つの名前は分かりませんが、イスラム系の料理が多かったです。また、イタリアのセレブがたくさん住んでいるみたいで、本格的なピザを食べることもできました。
※大航海時代のポルトガルの航海者
 

色々と情報を教えてくれた地元の漁師さん

色々と情報を教えてくれた地元の漁師さん


 

マリンディの町並み①

マリンディの町並み


 

練り物や揚げパンなどが安く買えて独特な味ですがとても美味しかったです

練り物や揚げパンなどのお店。独特な味ですが安くてとても美味しかったです。


 

翌日は、マップで確認し、ピアのあるビーチブレイクに近いホテルへ移動しました。
目指していたところが見つかるとホッとしますが、肝心の波は腰腹~胸くらいの日本と変わらないようなコンディションでした。
アウターリーフではないので、サメの恐怖はなく、ここではサーフィンに没頭することができました。
 
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ようやくたどり着いたビーチブレイクで、サッカーを楽しむ子どもたち。

ようやくたどり着いたビーチブレイクで、サッカーを楽しむ子どもたち。


 

2泊ほどステイした後、ディアニビーチへと移動しました。
ディアニビーチまでは、一気に南下するので、モンバサからはフェリーに乗ることになりました。フェリーといっても車の中で待機するため、あまり景色が見えませんでした。
 
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ディアニビーチは、観光客向けにどこも値段が高くなっているうえに、海から街が離れているので、とても不便でした。海は歩いてすぐですが、サーフポイントまではパドルで30分ほどのアウターリーフです。潮が満ちる時間帯は手前のビーチブレイクでもできるようになりますが、こちらも日本と変わらないような感じでした。
 
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テラスで食べ物を狙う危険な野ザル

テラスで食べ物を狙う危険な野ザル


 

しかも、だだっ広いビーチから、点在するはるかアウトのブレイクをチェックしても、どこが良いのかわからないし、いつも一人で恐怖を味わうだけ。やっと到着したブレイクでは、毎日頭サイズくらいはあるものの、1ターンのみかたまに2ターンが入る程度でイマイチでした。ただし、1500円ほど(交渉次第ではもっと安く行けそうです)払うと、ディンギーで沖まで渡してくれますので、このディンギーでリーフの形状をしっかりとチェックすれば良かったと今になって後悔しています。
 

白い砂浜のディアニビーチ

白い砂浜のディアニビーチ


 

乗ってみたかったラクダ

乗ってみたかったラクダ


 

お金を払えば沖まで連れて行ってくれます

お金を払えば沖まで連れて行ってくれます


 

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ビーチ沿いにあるショップ。H2O Extreme

ビーチ沿いにあるショップ。H2O Extreme


 

そんなこんなで終わったケニアトリップでした。恐らく良いポイントはたくさんあるのだとは思いますが、まだまだ未開拓の土地なので、現地に住んでるサーファーと知り合わない限りは良いポイントを見つけるのは難しいと思います。それでも、何事もなく無事に帰れて良かったです。また、機会があれば他のアフリカの国も行ってみたいと思いました。
 
 

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