こんにちは。
今回はバリ島トリップ記の第四弾です。
さて、雨期の終わりの2月頃は、実は風が弱ければ乾季のポイントも、そこそこ良い波が立ちます。
そこで、バリアン(乾季のポイント)へと向かうことになりました。
早朝に出発し、車で走ること1時間半、到着すると少しヨレはあるものの、セット頭サイズの波がブレイクしていました。

干潮でしたが人が少なかったので、すぐに着替えて海へ入りました。
バリアンの特徴は、ボトムが玉石になっていて、何か所かピークがあり、テイクオフ時は掘れますが、波をつかんでしまえば、その後はトロ厚めなブレイクで、比較的長く波に乗れます。ただし、インサイドまでつなげると、最後はパワーのあるダンパーとなります。

自分は先輩たちと充分にバリアンでサーフィンを楽しみ、ポイント近くにあるワルンで食事もして、宿泊先のホテルへ戻りました。
次の日もバリアンが良いとなり、再び行ってみると…
茶色な海…強烈なカレント…
昨日とは全く景色が異なっていました。

ワルンのスタッフに話を聞いてみると、どうやらバリアン川の上流で大雨が降り、濁流となり海に流れ込んだようです。バリアン川を見てみると、水量も多く、岸は削られた跡があり、大木も流れてきました。

2日間に渡りバリアンを訪れ、初日は人も少なく、波のコンディションも良い状態でサーフィンをし、翌日は前日と全く異なったコンディションとなったバリアンのポイントを見て、間接的でしたが自然の猛威を実感させられました。