東京湾のベイエリアにある晴海ふ頭の晴海客船ターミナルに行ってきました。
ちょうど「 東京みなと祭り」(5/26~27)というイベントが開催中で、見学がてら、お世話になっている業者の方へ陣中見舞いのご挨拶へ伺いました。

イベント会場の晴海埠頭はアクセスの道路を含めほとんどが工事中でしたが、客船ターミナルビルは完成していたので、その展望デッキからの眺望を写真に収めましたのでご覧ください。

西側はレインボーブリッジ

南側にはお台場の某テレビ局
1980年代のお台場は、ただの埋立地でした。
その頃学生だった私は、夜間の街灯の灯りをたよりにウインドサーフィンをやった経験があります。その頃の海は、徐々に改善されてきていたとはいえ、海面からセールアップするたびに、汚水が降りかかるようで、気持ちが凹んだのを思い出します。もう二度とあの時のような東京湾の海になってはダメです。

東側は豊洲市場

そして豊洲大橋
水上バスもすでに定着しているのかもしれません。行きかう船も多く、生活感がありました。
ここ晴海ふ頭は、昭和世代のど真ん中の私にとって想い出の深い場所です。
現在は幕張メッセ、パシフィコ横浜、有明ビックサイト…etc.と、東京近郊だけでもイベント会場は数多くありますが、当時の晴海は「東京国際見本市会場」として、各種産業界の最新情報を「知って・見て・触れられる」最先端の発信地でした。
特に小学生の頃に父に連れられて毎回行っていたのが「日本モーターショー」でした。国産のスポーツカーが各社勢ぞろいしていただけでなく、海外のスーパーカーも見ることができました。高度経済成長期の熱気が会場に満ち溢れていました。(ちなみに我が家の当時の愛車はいすゞのフローリアンでした。いつかは117クーペやフェアレディに乗れると夢見ていました。)
さて2018年の今は東京オリンピック開催まで二年となりました。
晴海地区は「大会選手村」として重要な役割を担っています。
また客船ターミナルビルは海外からの玄関口としても期待されています。
オリンピック終了後もウォーターフロントのランドマークとして脚光を浴びていくでしょう。
ちなみに都内を水路で巡るなんていう観光は、とても魅力的ではないでしょうか。

こんな狭い水路ですが、水上タクシーが橋の下を…スリル満点です。(品川近郊)
Byハンマー