「World Wing × Surfing」 vol.4 堀井哲プロにインタビュー!(前編)

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昨年10月に湘南初の初動負荷トレーニング®指導提携施設「ワールドウィング湘南」がオープンし、その唯一無二のトレーニングと開放的なジム環境に、各方面のアスリートやスポーツ愛好家たちが訪れています。
今回の企画は「ワールドウィング湘南」を訪れるサーファーの方々にサーフィンと初動負荷トレーニング®の関係性についてインタビューすることで、サーフィンにおける身体の使い方からケアに至るまで、トレーニングに対する考え方を深掘りしていくものです。

第4回目となる今回は、2014年にJPSA公認プロを取得、国内プロロングボードランキング最高2位(2015年、2016年、2019年)、2021年も現在ツアーランキング1位(10月13日現在)と活躍中の堀井哲プロに話を聞きました。

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スタッフ:「はじめに、初動負荷トレーニング®を始めたきっかけなどお聞きしてもよろしいでしょうか。」

堀井プロ:「NSA(アマチュア)時代、藤沢支部で一緒だった友人に話を聞いたのがきっかけです。その友人は説得力のある人なので、興味を持ち、すぐに自分でも調べてみて、様々な競技で一流アスリートが実践していることを知りました。それから、30歳頃になって身体のことが気になってきたのを機に、試しに行ってみようと思いました。」

スタッフ:「実際に初動負荷トレーニング®をやってみた感想はどうでしたか?」

堀井プロ:「初めてやったとき、その日にすぐ柔らかくなったのを実感できたのが衝撃的でした。今思えば身体がガチガチだったんだと思います。」

スタッフ:「すぐに身体の変化が起こるのもこのトレーニングの特徴ですね。皆様びっくりされます。その後継続してみて、身体やサーフィンの調子はどうですか?」

堀井プロ:「身体が動くようになったことで伸び代を感じています。サーフィンの動きでいうと、とにかくパドルが速くなった実感があります。そうすると、今までとは違う感覚でスタートができるので、そこから先の展開もまったく違う感覚でサーフィンができています。」

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スタッフ:「パドルが速くなって、スタートが違うとその先の展開も違うというところ、もう少し詳しくお聞きしたいです。」

堀井プロ:「一番最初がうまく入れないと、その後は修正が効かない気がします。というのもパドリング動作の前半で力を入れるのか、あるいは後半で力を入れるのか、その違いによってボードに手を着く位置が変わり、それで立つ位置と立ち方も変わるんです。ここのトレーニングを通してどちらもできるようになったことで選択肢が増えました。」

スタッフ:「乗るためにパドリングがあるというより、乗ってからどういう動きをしたいかでパドリングをする感じなんですね。」

堀井プロ:「あとはパドルの速さ以外にも、サーフィンって立ち上がるときに身体をコンパクトにしたり、ところどころで小さくなる動作があるんですが、そこが辛くなくなって力みがなくなりました。」

スタッフ:「身体が硬い状態でイメージする動きをしようとしても、無理やり動きを作る必要があるので力みますよね。もともとは身体は硬かったのですか?」

堀井プロ:「身体はもともと硬かったです。前屈とかも地面まで手が届きませんでした。そのせいか、20代中旬ぐらいのときはぎっくり腰とかも時々してました。今はそういうのはなくなっています。」

スタッフ:「できない動きができるようになったり、怪我をしにくくなったり、可動域や柔軟性という言葉は聞き慣れたものでも、実際の動作の中で考えると本当に奥が深いですね。後編でもサーファーの方に向けて、少し踏み込んだ内容をお伺いできればと思っていますので、よろしくお願いいたします。」

堀井プロ:「よろしくお願いします。」

-後編につづく-

堀井 哲
・年齢:31歳
・出身:神奈川県
・身長:173cm
・体重:66kg
・プロ取得:2014年
・ホームポイント:鵠沼、江ノ島東浜
・スタンス:グーフィー

 


 

ワールドウィング湘南入会の際、こちらの記事を読んだとお伝えいただいた方に波伝説マスクをプレゼントいたします。

 

<初動負荷トレーニング®とは>
株式会社ワールドウィングエンタープライズ社代表の小山 裕史(やすし)博士が、発明・創案された画期的なトレーニング方法です。
国際特許を取得したB.M.L.T.カムマシン®を用いて行うトレーニング方法で、スポーツ界はもちろんのこと、医療や介護など様々な分野で注目されています。
初動負荷トレーニング®は、反射機能の促進、神経筋制御の向上などの特徴から、スポーツのパフォーマンスにおける動作時の瞬発力や加速度そしてパワーの向上、関節可動域の拡大、故障の防止などを目的として、数多くのプロアスリーツやオリンピック選手らに実践されています。
今ではアスリーツのみならず、リハビリや生活習慣病の予防に適した運動としての認知も高まってきており、B.M.L.T.カムマシン®を設置する病院や医療機関、介護施設が増加しています。

・全国の初動負荷トレーニング®指導提携施設一覧

https://www.bmlt-worldwing.com/publics/index/162/#block1275

 

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