上田純子のちょっと聞いてみました！ Vol.12 嵯峨明日香プロ

上田純子

上田純子
上田純子：JPSAショート・ロングのプロであるじゅんじゅんこと、上田純子。★主な戦歴：2000年全日本サーフィン選手権大会4位、2000年東日本サーフィン選手権大会準優勝、2003年全日本サーフィン選手権大会優勝、2005年6月バリ、ウルワツでプロ転向｡

Photo by　Chihiro Hashimoto

ロングボードのプロサーファー・波伝説のサーフリポーターとして活躍をし、現在は整体師として次のステップへと挑戦し続ける嵯峨明日香プロにちょっと聞いてみました！

お久しぶりです！

海に入る時間は減りましたが、元気に過ごしております。
波伝説を卒業してからは、藤沢にある【ふじさわ整体院】で整体師として働いています。

今は有難いことに仕事が忙しいということもあり、大会からは退いていますが、また関わることができたら良いなと考えています。
ただ、大会を退いてからはショートボードを頑張っていて、新たな発見や挑戦ができているので改めてサーフィンを楽しんでいます。

大会に出ていると、どうしてもどんな波でもロングボードで乗れるように練習しなきゃ！っていうのがあったのですが、今は純粋に難しい壁を乗り越えるのが楽しいです。うまく乗り越えられてないのが現状ですが（笑）

Photo by　Chihiro Hashimoto

ガラッと変わりました。

ぶっちゃけ、申し訳ないですが、早朝チェックの日の早起きから解放されたのが嬉しいです。
波チェックは本当にどんな日でもずっと外にいなきゃいけないし、暑いし寒いし過酷。
ただ、サーフィンする時間はたくさんあったのでそれは幸せでした！

今の職場の営業時間が10時～21時なので、波があれば海に入ってから出勤しています。
海に入る時間こそ減りましたが、その分短時間で集中してサーフィンができているのかなと思います。

Photo by　Chihiro Hashimoto

誰かの役に立てていることが実感できることです。
もちろん、物理的にお役に立てないことも力量・知識不足ゆえにご迷惑をお掛けしてしまうこともありますが、人に触れる仕事なのでたくさん勉強しましたし、もちろん今も勉強中です。

今まで、波チェックの日は携帯にしか話しかけなかったんじゃないかと思う日もあるくらいあまり人に関わるという仕事ではなかったですし、サーファー以外の方と話す機会すら少なかったので、色んな意味で面白いです。

生まれ変わってもサーフィンがしたいので、またプロサーファーになると思います。
私にとってプロ資格を得たときが上達するきっかけでした。
湘南は人が多いので、やはりプロとなると見られることがどこのポイントよりも多いです。

ですので、良い意味でプレッシャーにつながってステップアップのきっかけになりました。
それに大会は友達も増えるし、自分のサーフィンとも向き合えるのでプロじゃないにしろ大会は出たいなと思います。

Photo by　Chihiro Hashimoto

キャンプです！
冬の間はサーフィンしてどこかでキャンプ。
春・秋にかけては海の近くのキャンプ場に泊まって、たくさんサーフィンするのが休みの日のルーティーンになっています。
真夏は暑過ぎるし、虫も出てくるのでサーフィン三昧して民宿に泊まったりしています。

今まで車の運転が苦手だったのですが、愛車を購入してからは運転が大好きになっています。愛車とサーフィンやキャンプに出かけることが今の楽しみです！

コンテストで思い出深いのは、プロ合格した時の試合です。
あの時、ずっと一緒に試合を回っていた親友と同じヒートになったことがあるのですが、このヒートがすごく楽しかったことを覚えています。
もちろん、2人でラウンドアップしました。やっぱり楽しめたヒートは勝てるんだなぁと実感しています。

Photo by　Chihiro Hashimoto

今は、整体のお仕事を頑張っているのとともにピラティスの資格を取得するために勉強やレッスンを頑張っているところなんです。
ですので、整体とピラティスを掛け合わせたものを提供できるようになることが目標です。

とにかく楽しんでください！
自分がどんなサーフィンがしたいのか、どういうスタイルのサーファーが好きなのか、を追求してその好きなサーフィンを自分がしているところがイメージできればできるようになってくると思います。

Photo by　Chihiro Hashimoto

波伝説を卒業し、コンテストから離れているにも関わらず、このようなインタビューをしてくださった波伝説さまにまずは感謝いたします。ありがとうございます！

また、サポートしてくださっているスポンサーの方々にも本当に感謝しています。
サーフィンも仕事も自分自身の成長を楽しみながら、誰かにフィードバックしてお役に立てるように今頑張っているところです。
ですので、これからの私をもっともっと楽しみたいと思っています！　　嵯峨明日香