こんにちは!
唐突ですが、みなさんは「Digital Wellbeing(デジタルウェルビーイング)」という言葉をご存知ですか?
スマートフォンと呼ばれるものが世に登場してから早10年、その便利さを享受している方は多いと思いますが、いつでもどこでも簡単に使えるが故にスマホに依存しすぎて、健康を害してしまう「スマホ中毒」が世界的に問題となっています。
フランスではスマホ禁止の法案が可決するほど問題に…。
そんな中、スマホ業界を牽引しているGoogleとAppleは「Digital Wellbeing(デジタルウェルビーイング)」を合言葉に、人間とデジタルに程よい距離感を持たせようと試みています。
ウェルビーイングとは、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念です。
じゃあ、「Digital Wellbeing」ってなに?
デジタルを使って、身体的、精神的、社会的に良好な状態になろうってこと?
それって、もっとスマホに依存するってことじゃ…???
Googleの話では、スマホに独占されてしまった有意義な時間(TWS:Time Well Spent)をテクノロジーで取り戻して、もっと他の大事なことに使いましょうってことらしいです。
彼らは世界で問題になっている「スマホ中毒」もスマホを使ってなんとかしようとしているみたいです。
具体的には、GoogleはAndroid 9 Pie向けに「Digital Wellbeing」というアプリをリリース、AppleはiOS 12で「スクリーンタイム」という新機能を追加しました。
共にスマホの利用状況の把握と使いすぎの制限を行える機能が備わっています。
毒を以て毒を制するといいますが、スマホを以てスマホを制するってことですね。
私はiPhoneユーザーなので「スクリーンタイム」を利用してみましたが、自分のスマホ利用時間の長さに驚きましたし、これだけの時間があればもっと他のことが出来たのではと自分を見つめ直すきっかけになりました。
みなさんも「Digital Wellbeing」でスマホに奪われた時間を取り戻してみませんか?
では、次回もよろしくお願いします。