米山予報士のウラナミ『気分と海水温は上向き。でも風は読みづらい5月の海』

米山予報士

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サーフィンが趣味で、湘南を拠点に波情報をお届けする仕事をしています。 サーファーの皆さまが安心して海を楽しめるよう、役立つ情報を提供することを心がけています。 皆さまのサーフィンライフがより充実したものになるよう、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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GWが終わり、5月の真っ只中です。晴れの日が続かず、スッキリしない天気が続いていますが、それは低気圧や前線が近いからで、サーフィンをやるには悪くはないと思っています。でも、やっぱり晴れが好きかも(笑)。

関東は、冬は晴れることが多いですが寒く、春になると段々暖かくなるけど、天気が崩れることが多いです。人生やサーフィンと同じで、なかなか理想的なコンディションにはなりませんね。

最近の湘南は風波っぽい日も多いですが、そこそこサイズがある日もあって、周期的にトレーニングは可能です。

そして、海水温が上がってきましたね〜。雨風が冷たい日もあるので、早朝や夕方はまだフルスーツ(3mm)が安心ですが、日中はシーガルで入ってる方を見かける日も増えてきました。冬は冷たい海水と気温で、ちょっとでも波が悪いと「今日は入らなくていいかな」と思うことが多かったですが、海が暖かくなると、「モモ腰くらいだけど、ちょっと海に浸かろうかな」とか、そんな気分になります。自分の場合は、特に海に入る前が重要で、暖かくなると気分が上昇し、海に入る回数も増えていきます。

この時期は風の変化が激しいので、サーフィンをする前に、特に波伝説の二つの風予報をチェックすることがおすすめです。波伝説の風予報では、独自の予報と気象庁の予報を見比べることができるので、数値がバラバラなときは風が変わりやすい状態だと判断できます。さらに、波の予想の概況もあわせて見ておくと、理解が深まるかと思います。スクリーンショット 2025-05-12 9.27.35

低気圧や前線の周辺では風が変わりやすく、ほんの少し位置が違うだけでオンショアがオフショアになったりします。また、風の強さも予報通りとは限らず、強いオンショアの予想が実際は弱かったりすることもあります。

どの時期も、早朝や夕方など風が弱まりやすい時間帯のチェックはマストですが、5月はそれ以外の時間帯の風も要チェックです!

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