大学生時代、サーフィンにハマってしまう前まではスケートボードをしていました。
大学入学してすぐ、友達数人で映画ロードオブドッグタウンを見た後に、これだ!!と影響され、同時に板を買いに行くという単純明快なきっかけでした。
ほぼほぼ同じ成長速度で切磋琢磨していました。
メインはダウンヒル。技ができなくてもすぐに始められ、爽快感と実力ギリギリの坂を攻めた時の達成感に病み付きになり、夜な夜な坂を求めてクルーズしては、お目当ての坂を見つけてただただ下っていました。
しかし下るだけでは飽きてしまい、次に手を出したのは、ランプ。
オーリーをしっかりと練習してこなかったので、ボックスやレールには手を出せなかったのですが、下る事とスピードには慣れっこだったため楽しんでいました。
ただし、次々と増えるけが人。
打撲、捻挫は日常茶飯事。バランスを崩して顎から着地して何針も縫う者。手首の骨を折りボルトでつなぐ手術のため入院する者。
脱落者続出でスケボーからは離れていき、それぞれ同時進行の別の趣味にはまっていきました。
スケボーを続ける者。ハーレーチョッパーを組み立てる者。ロウライダーで車をいじりまくる者。

そして私はサーフィン・・・
アメリカ西海岸に思いっきり影響されていた世代です。
そんなこんなで大人になり、しばらくスケボーからは離れていましたが、久しぶりにランプしてきました。
しかし、久しぶりのランプの頂上は高い。低いランプでも上に立つと高い・・・まさかのドロップインから恐怖の連続。腰は引けてるし、スイッチスタンスではコケまくり・・・
汗だくヘトヘトで行った銭湯で、裸の自分を見て懐かしくなりました。腰の横骨が左右ともに青あざ。
スケボーをしていた方ならみなさん分かると思います。ここだけはサポーターが守ってくれず、いつもあざの上からいく度も擦ってしまい、いつまで経っても傷や青あざが治らない経験を・・・
痛いけど懐かしい、学生に戻ったような不思議な気分と心地良い疲労感。久しぶりに手を出してみて正解でした!
波のない日は離れていた趣味を再び始めてみるとなかなか良いものですよ。みなさんも怪我に気をつけて楽しんでみて下さい!