S.Kのウラナミ『チューブインガム!?』

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S.K:千葉北の波伝説にて二十数年。若い頃からピーターパン症候群?! 大人になりきれず、ウラナミの内容も幼稚でアホくさくてゴメンなさい!笑 海に魅了され、瞳が澄んだ笑顔の素敵な人達との出会いを大切に…。 Keep smile! Stay cool!

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あれは2月に入って水温が下がり始めたころ、肩〜頭オーバーサイズのワイド中心で、なかなか乗れない難しいコンデションの日だった。
海は空いていたものの、皆が苦戦をするなか、某トッププロだけが見事にチューブを抜けているのを目の当たりに。たいしたスキルのない僕も穴に入れたらラッキー的な乗りで、チューブをなんとなく狙ったのだった。
すると、掘れたキレてそうな波が入ってきて、いざテイクオフからイイ感じで巻いてきた。まるでチョココロネのパンが波になったような感覚というか、僕自身がロールケーキの生クリームになった気分というか、チョコ棒を口に加えて息を吹き出した時のスピッツみたいに(笑)、チューブを抜けるイメージだった。
しかし、そんな生クリーム的な甘い奴に対して、厳しい仕打ちが待っていた。
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キタキタ〜っの思いと共に姿勢を低く構えレールを入れて波に張り付こうとした瞬間、摩訶不思議にも、波のカールが前足のヒザの内側にドン〜って当たってきたのだった。
チューブを抜けるというよりも、予想外にも僕のヒザが抜けるという感覚があり、ヒザカックンの横バージョンを喰らったのだった。(涙)
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そう、気がつくとヒザが抜けたような感じで、身長や足の長さが伸びるならまだしも、靭帯が伸びるという悲しい結果に。
内側側副靱帯損傷となり、僕のハートは損傷し、チューもチューブもできないまま、フラれ気分のロックンロールだったのだ。(笑)

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とまあ、長々となってしまったが、靭帯を損傷したことのある人は周りにも結構いるのだった。僕の場合は軽傷だったから、今は軽くなら海に入れるようになってきたけど、もっと重症の人は復活するまで大変ですよね。怪我をして分かる、身体が動くことの有り難み。
治りかけで海に入ると、再び損傷してしまう可能性があるみたいなので、無理のないように、本当に注意しないとですよねっ。
皆さんも可動域を拡げて、怪我のないように、いつでもチューできるように、じゃなくて、チューブに入れるように準備しておきましょうね〜っ!!
S.K

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