最近、一宮町のサーファー兼業農家さん『THE FARMERS』さんを訪ねる機会がありました。
代表の森山さんは、毎年オーストラリアのバイロンベイにて3ヶ月ほど海外勤務されていた方で、環境やオーガニック農業への意識が高いその街での体験が、農業を始めることに大きく影響したようです。
現地農家さんが綺麗で安全な海を維持するために、雨が降ると海に流れてしまう堆肥を、影響の少ない植物性堆肥を使用していたことが特に印象的で、植物性堆肥での農業を始めることを決意。
植物性堆肥は肥料分が少なく、時間と手間はかかるものの、健全な土壌が育ちやすく、高温にすることで堆肥に含まれる虫を死滅させ、無農薬・オーガニックな状態で作物を育てることができるようになるのです。
また残念ながら、一宮町には農家さんの高齢化や後継者不足などにより、手入れができずに背丈ほどに雑草が生い茂ってしまった元農地が多くあります。この活動によって、まだ規模は小さいながらも、荒地が本来の農地へ戻りつつあります。
海・体・街に優しいまさにSDGsの農業を実現されていました。
今後は、コンポストステーション(生ゴミから植物性堆肥を作るための堆肥場)を作るなど、一宮町での植物性堆肥を使った循環型農業の規模をもっと大きく広げたいという想いを熱く語ってくれました。
私も農場で作られているコールドプレスのビーツジュースを飲み始めています。
見た目は強烈な赤色ですがスゴく飲みやすく、私の場合はお通じが爆発的に改善され、デトックスされている感覚があります。
一宮町の『ATLANTIC COFFEE STAND』さんや、『PARASOL CLUBHOUSE』さんなどで、『THE FARMERS』さんで栽培された野菜とともに扱っているので、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?