三輪予報士のウラナミ『ふざけんなっ!まぁ楽しかったじゃね〜か』

三輪予報士

三輪予報士
三輪予報士:事故による大怪我から、キックボクシング人生にサヨナラと告げる。2年間のリハビリ生活の後にサーフィンに出会う。刻々と変化する波の変化から、気象に興味を持ち気象予報士資格を3回目の試験にて取得。サーフィン・気象ともに日々精進中。

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10月某日千葉。朝は南東~南風、日中は南西風に回って吹くという、千葉の一宮周辺が良くなるパターン。

休日だったので昼過ぎに「そろそろ行くかぁ」とバスタオルを片手に車に乗る、はずが……車のキーがない。
その時点でなんとなく嫌な予感。心当たりがあって、出かけている妻に電話をかけると、妻のカバンの中に車のキーがあると、最悪の情報をゲット!
そんな時にできることは、家の中で「ふざけんなっ!」と叫ぶことくらい。

当然そんなことをしても、海にワープできるわけでもなく。
サーフィンしたい……でも海に行けない。海に行けない……でもサーフィンしたい。の無限ループ。
頭をフル回転させて出てきたのは、一宮駅近くの観光案内所のレンタサイクル。

我ながらグッドアイディア!

観光案内所で説明を受け自転車の点検も終え、借りたビーチクルーザーで、いざ!Go to surfing!
ひょんなことで自転車サーファーデビュー。
 
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車だと10分とかからない道。
稲刈りを終えた田んぼ。

パン屋さんでサンドウィッチをゲット。
海沿いのサイクリングロード。

寄り道もありつつ、向かい風(南西風)に抗うこと30分。
ポイントに到着したときには、大腿筋には乳酸が溜まり、暖かい日であったので汗だく。

汗だくで滑りの悪くなった体にウェットスーツを装着。
すでに疲れている40歳近い男には酷な頭~オーバーヘッドたまに頭半サイズ。
カレントでゲットにハマったり。
ワイルドなセットにビビったり。
徐々に落ち着いてきつつ夕方までサーフィン。

自転車の返却時間に間に合うように海から上がる。
コースターブレーキにもだいぶ慣れ、車では通らないような細めの道をクルージング。
涼しくなった風を感じながら。
虫の音を聞きながら。
「まぁ楽しかったじゃね〜か」
 
 

一宮町観光案内所

 
ホームページ:http://ichinomiya.org/cycling-and-surf-map/

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