三輪予報士のウラナミ『イリュウギリ・デ・マイナスイオンサーフ』

三輪予報士

三輪予報士
三輪予報士:事故による大怪我から、キックボクシング人生にサヨナラと告げる。2年間のリハビリ生活の後にサーフィンに出会う。刻々と変化する波の変化から、気象に興味を持ち気象予報士資格を3回目の試験にて取得。サーフィン・気象ともに日々精進中。

三輪さん

 
 
明日の朝は、風もなく、サイズもありソコソコ遊べそう!気合いを入れて、スーパー朝一を狙って早起きをして、いざ海に着いてみると……濃霧っ!なんてことは、茨城・千葉北エリアのサーフィンあるあるですよね。

濃霧が発生するのは、沿岸の風が弱い時なので、夜明け後2~3時間ぐらい濃霧が続いたのち、8時くらいに一気に霧が晴れて良いコンディション!となることが多いです。

この濃霧。霧にもいくつか種類があるのですが、移流霧(いりゅうぎり)という霧で、暖かく湿った空気が、比較的に温度の低い海面で接して冷やされ、空気中の水蒸気が水滴となる気象現象です。

霧が消滅する条件は

●気温が上がる(冷えた空気が温まる)

●風が吹く(湿度の低い空気と混ざる)

この濃霧が発生するのは夏なので、日が昇って気温が上昇してオンショアが吹き始めると、霧が晴れる条件となるのです。

薄っすらと見え始めるタイミンングにゲットしてみると、多くのサーファーがすでにラインナップしていたりすると、結構ビックリしますが……。

全てがマル見えではない静かな雰囲気でのマイナスイオンサーフもこれまたオツなもんです。
 
 

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