あなたのスマホ古くない?知って得する最近のスマホ販売モデルとは|MINのウラナミVol.374

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MIN/社畜暦23年/サーフ事業局所属/小笠原父島出身(実は湘南茅ヶ崎うまれ)/波乗り歴は30年以上/サーフィンと海以外の趣味は、仮想通貨、ガジェット、アクアリウムで、社内ではいわゆるオタ寄りな存在(?)
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こんにちは、MINです。以前は手持ちのスマートフォンを毎年のように最新機種へアップグレードしていたのですが、最近は価格の高騰や、そもそもすぐに買い換えてまで欲しい魅力的な機能も無くなってきていたりもしますので、買い替えるのは2年毎になっています。
 
 

OSのサポート期限問題とリスク

さて、サポート期限が切れた古いOS(オペレーティングシステム)のままスマートフォンを使用している人は多くいます。

波伝説のアクセス解析によりますと、iOSユーザーでは、Appleのサポート期限切れのiOS14以前を使用している人はわずか0.4%なのに対し、AndroidユーザーではGoogleのサポート期限切れであるバージョン10以前を使用している人が15%以上に上ります。

旧式OSのスマートフォンの使用には様々な問題が伴います。セキュリティの脆弱性やアプリの互換性問題、機能性の制限などが挙げられ、波伝説での実例を見ても、突然、波伝レポ動画やスーパーライブ!が視聴できなくなったり、ウェイブアラームなどのプッシュ通知を受信できなくなるなどの問題が過去に生じたことがあります。
 
 

知って得する最近のスマホ販売モデル

古いOSのスマートフォンを使い続ける最大の理由はコスト面でしょう。新しいスマートフォンへのアップグレードには高額な費用がかかる(と思っている)ため、多くの人が古いデバイスを使い続けます。

しかし、以下に4つ紹介するような販売モデルを利用すれば、お得に最新のスマートフォンへ乗り換えることができますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
 
 

1,実質無料の方法

国内キャリアでは、新モデルやハイスペックモデルの端末を3〜4年の割賦払いで販売し、初期2年間は割賦金額が割引されるため、実質無料または超低価格で持つことができます。2年経過後には、端末を返却するか残額を支払うことで、端末の所有権を得る選択肢があります。

多くの人は2年が経ったら返却して、新しい機種を同じ方法で再購入するというかたちで、かなりオトクな方法で次々と乗り換えています。
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2,キャリア乗り換えで1円端末を探す方法

一部のキャリアでは、廉価版のスマートフォンを型落ちで1円で販売しています。これらの端末は多くの場合、最新OSに対応しており、キャリア変更の手数料のみで新しいスマートフォンに乗り換えることが可能です。

法規制で1円スマホは一時見られなくなったものの、最近では販売店の自助努力によって1円で販売されるスマホが再び現れ、わたしもそれで3台購入したことがあります。
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かなり特殊な得する(かもしれない)方法

上の1,2の方法は多くの方に知られていますので、目新しいことはないと思いますが、下の3,4はかなり特殊な方法です。人によっては興味を引きそうな方法かと思いますので、以下にご紹介いたします。
 
 

3,株主優待で節約した分で端末を購入する方法

先日発表された楽天の株主優待には、1単元以上の株を権利発生時に保有していた株主に対して、「楽天モバイル」の音声+データ(30GB)を1年間無償提供するという特典がつけられました。

この株式優待の発表後、株価はバク上げして約2年ぶりの高値をつけてしまいましたが、それでも現時点で1株788円ですので、1単元は78800円で、スマートフォン1台買うのと同等かやすいくらいです。

楽天最強プランは3168円/月ですので、楽天の株を少し持っているだけで年間約38,000円が節約できることになり、その分で端末を購入したり、株の売却益などで費用を相殺することもできる可能性があります。

ただし、株主優待に毎年同じ特典がつくかどうかはわかりませんので、これから考える方は念のためご注意ください。

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4,あとからもらえる(かもしれない)特典に期待する方法

世界に目を向けますと、最近は面白い販売手法が出てきています。実例として、Solanaというブロックチェーンを運営するSolana Labsの子会社「Solana Mobile」が企画・販売するスマートフォンが話題で、他のweb3系企業やプロジェクトなどとPRのコラボレーションを行い、それらが新規発行する暗号資産を端末の購入ユーザーへあとから配布(エアドロップ)するという販売モデルです。世界初の事例として注目され、国内webメディアでも多く取り上げられていました。

Solana Mobileが販売した初期モデル「Saga」というAndroidスマートフォンは、当初1000ドル(≒15万円)という高額で販売されたものの、購入ユーザーにはあとから様々な暗号資産が配布され、その価値は当時の時価で2500ドル(≒37万円)にも及んだと言われています。販売当初は高価格だったため販売不振に陥ったものの、購入ユーザーにあとから様々な暗号資産が配布されることがわかると、1日で15000台も売れたり、eBayで5〜10倍の価格で転売されるなど、一気に人気が高まりました。

Solanaモバイルでは現在、似たような販売手法の第二弾もプロジェクトが進行中で、その他のブロックチェーン企業でも同様の企画が動き始めています。

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まとめ

このように、コスト面においては、実はけっこうお得にスマートフォンを買い替える方法はいくつもあります。

「2年縛り」の問題は法改正で無くなっていますし、MNPの手続きも以前より楽になっています。また、実質ゼロ円、1円端末のような販売手法について法規制が入ったりもしましたが、販売店の工夫や自助努力によって似たような販売手法が新たに出てきていますので、最近でもお得に買い換えられるのです。

こういったことに詳しくない人でしたら、上記1,2の方法を求めて、各キャリアの販売代理店へ時々顔を出してみてください。年度末は卒業・入学セールや決算セールも多くなりますので、面倒臭がらずに、思い切って店員に声をかけて話を聞いてみると良いでしょう。

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