MASAのウラナミ『5年振りのニュージーランド完』

MASA

MASA
MASA 千葉の波が大好きです。波と向き合いシンプルに暮らして、ハッピーに毎日サーフィン、一生やりたいです。

IMG_5815-e1713332106933

IMG_5831前回の続きになります 。

一番手前のピークは超ロングボード向き、今回は飛行機の関係で持ってこれず。

次回は必ずロングボードで滑りたいと思った波がブレイクしていました。

この岬の最先端、いくつものピークを超えて2時間歩いて向かい、人生でも最悪かもしれないサーフィン体験をすることに。

上の写真のさらに先です。

リーフや砂の上、ショアブレイクを抜けての徒歩は文字と想像以上にハードです。

 

クタクタになって着いた先には頭半オーバー?くらいのパーフェクト。

岩だらけでどこから入るのか、戻ってくる所もわからず、チェックしているとオンショアが。

 

すぐに準備して急いで入るも、ラインナップに着くころには強風、鬼カレント、入るようなコンディションではなく、ガタガタな波に跳ねるようなライディングになってしまう波に。

数分前に最高だった余韻はなく、地獄のようなコンディションに。

みんな上がっていきました。

 

何本か揉みくちゃにされ、一番マシなライディングをした後(どうしょうもない感じです)、パドルバックしようとしたら、ガリガリっと音がし、フィンが岩に、パドルする手が岩にヒット。

 

むき出しの岩に一旦上陸。ジャンプして、またパドル!

岩だらけの間を何とか帰還。ボトムもやってるかなと思ったらフィンだけでしたが、手も足もズタズタになってしまいました。

体よりも波を外した辛さが酷かったです。

 

スケールの大きさ、自然の強さや変化の早さ。サーフィンは甘くない、とても難しいこと。身をもって体感しました。

小波のスタイリッシュなサーフィンも好きですが、ハードコンディションでサーフィンできるサーファーって普通に無理だし、単純にカッコいいし憧れます。

戻ると妻と犬、レジェンドサーファーが仲良くなっていて、帰りはジムニーに乗せてくれることに。

途中、ガタガタのリーフに潮があり過ぎて通過できないセクションがあったり、戻ると自分達のレンタカーは潮の満ち引きにより小さな河口近くでハマってました。

そこからの脱出も一緒に帰ってきてくれた方と、通りすがりの地元マオリの方に助けてもらいました。

 IMG_5863

この町を離れてたくさんのドライブ、いくつかのポイントをチェックしつつ、一番有名なラグランに5年振りに。

腐ってもラグラン。オンショアだろうが小さかろうが良い波。すぐにうねりも反応してしっかりサイズアップ。潮が引いても上げてもできます。本当にいい所です。

 IMG_5913

シャワー、風呂なし、ベッドも宿もなし。ビールも外食もなし。安いワインはあり。

スーパーでパンやアボカド、ラム肉などを買って過ごしました。

ガスコンロやお湯のありがたさ。雨の辛さ。

物価高に円安。行くのは大変、波を探してちゃんとサーフィンするのも。

 

妻と2人ずっと一緒では喧嘩にもなるし、ここには書きづらい大変なこともあったけど。

いままでで一番旅らしい旅ができたと思います。良き思い出です。

NZで出会った方、長期休暇をくれる会社、仕事仲間にも感謝です。

ありがとうございました。

IMG_5826

最近の記事

関連する記事