一番手前のピークは超ロングボード向き、今回は飛行機の関係で持ってこれず。
次回は必ずロングボードで滑りたいと思った波がブレイクしていました。
この岬の最先端、いくつものピークを超えて2時間歩いて向かい、人生でも最悪かもしれないサーフィン体験をすることに。
上の写真のさらに先です。
リーフや砂の上、ショアブレイクを抜けての徒歩は文字と想像以上にハードです。
クタクタになって着いた先には頭半オーバー?くらいのパーフェクト。
岩だらけでどこから入るのか、戻ってくる所もわからず、チェックしているとオンショアが。
すぐに準備して急いで入るも、ラインナップに着くころには強風、鬼カレント、入るようなコンディションではなく、ガタガタな波に跳ねるようなライディングになってしまう波に。
数分前に最高だった余韻はなく、地獄のようなコンディションに。
みんな上がっていきました。
何本か揉みくちゃにされ、一番マシなライディングをした後(どうしょうもない感じです)、パドルバックしようとしたら、ガリガリっと音がし、フィンが岩に、パドルする手が岩にヒット。
むき出しの岩に一旦上陸。ジャンプして、またパドル!
岩だらけの間を何とか帰還。ボトムもやってるかなと思ったらフィンだけでしたが、手も足もズタズタになってしまいました。
体よりも波を外した辛さが酷かったです。
スケールの大きさ、自然の強さや変化の早さ。サーフィンは甘くない、とても難しいこと。身をもって体感しました。
小波のスタイリッシュなサーフィンも好きですが、ハードコンディションでサーフィンできるサーファーって普通に無理だし、単純にカッコいいし憧れます。
戻ると妻と犬、レジェンドサーファーが仲良くなっていて、帰りはジムニーに乗せてくれることに。
途中、ガタガタのリーフに潮があり過ぎて通過できないセクションがあったり、戻ると自分達のレンタカーは潮の満ち引きにより小さな河口近くでハマってました。
そこからの脱出も一緒に帰ってきてくれた方と、通りすがりの地元マオリの方に助けてもらいました。
この町を離れてたくさんのドライブ、いくつかのポイントをチェックしつつ、一番有名なラグランに5年振りに。
腐ってもラグラン。オンショアだろうが小さかろうが良い波。すぐにうねりも反応してしっかりサイズアップ。潮が引いても上げてもできます。本当にいい所です。
シャワー、風呂なし、ベッドも宿もなし。ビールも外食もなし。安いワインはあり。
スーパーでパンやアボカド、ラム肉などを買って過ごしました。
ガスコンロやお湯のありがたさ。雨の辛さ。
物価高に円安。行くのは大変、波を探してちゃんとサーフィンするのも。
妻と2人ずっと一緒では喧嘩にもなるし、ここには書きづらい大変なこともあったけど。
いままでで一番旅らしい旅ができたと思います。良き思い出です。
NZで出会った方、長期休暇をくれる会社、仕事仲間にも感謝です。
ありがとうございました。