5G に夢見る「VRライブ波情報」の世界|MINのウラナミVol.305

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MIN/社畜暦23年/サーフ事業局所属/小笠原父島出身(実は湘南茅ヶ崎うまれ)/波乗り歴は30年以上/サーフィンと海以外の趣味は、仮想通貨、ガジェット、アクアリウムで、社内ではいわゆるオタ寄りな存在(?)
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こんにちは。1999年2月に、NTTドコモの『iモード』が始まって以来、波伝説の運営にずっと携わってきているMINです。技術の進歩により、提供サービスは徐々に変化し、回線速度が増すことによって「波伝レポ動画」や「スーパーライブ!」といった、iモード開始当初にはまったく想像ができなかったようなリッチコンテンツを提供するまでに至っています。

新しい技術、新しいデバイス、新しい移動通信システムが発表される度に、次はどんなサービスが提供可能になるか、いろいろ妄想しているうちに、気がついたらガジェット好きの人間になってしまいました。

抱いてきた夢がすぐそこまで来てる!?

そんな中で、近い将来に期待できる大きな変化といえば、2020年の東京オリンピックに向けて整備される第5世代移動通信システム、いわゆる「5G」というやつです。僕は5Gに一つの夢を抱いてきました。

それは、言われる4Kや8Kの映像、さらに上の超高解像度の映像を使った「VRライブ波情報」です。VRはVirtual Realityの略で、ライブ映像をVRで提供すればより「リアル」に近づき、まさにカメラが人の目になれるのです。

これまでのライブカメラ映像は、固定アングルの無機質な映像が配信されていることがほとんどで、操作ができたとしても、操作権を得るために順番待ちをしなければならず、その間は誰かが操作中の見たくもないアングルの映像を見なければなりませんでした。

それがVRなら、自分の見たい方向にいつでもカメラアングルを変えられて、お気に入りのサンドバーを見ることもできますし、解像度が高ければズームして波の割れ方を詳しく観察することもできるのです。

そうなると、僕たちサーフリポーターはお役御免になって、カメラのメンテナンス屋さんに転向しなければならなくなりそうですね(笑)

そんな映像配信を僕はずっと夢見てきましたが、最近はかなり現実的になってきており、すでに下のサンプル映像のように、好きなアングルにかえたり、自由にズームさせる技術までは確立されています。でも、4Kでは画質が悪いため、ズームしても美しい映像を見ることは、残念ながらまだ叶えられていません。しかも、モバイル端末でなければ意味がありません(と僕は思ってる)。

技術はそろっているので、あとは、モバイル端末でも超高解像度映像配信が耐えられるようになるのを待つだけです! 未来の波伝説がどうなっているか、楽しみですね! 

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