静岡県の沼津あたりから伊東へ車で抜けるにあたり、カーナビ様のおっしゃる通りに車を走らせていると、宇佐美大仁道路という道を走っていました。
その日は午後から雨が降っていて、すでに日も暮れ、視界不良。運転には不向き。

ここで、知っている方は、「あーあ、やっちまったな」と思うのでしょう。

この道路、まず下りでは黄色の標識で全線エンジンブレーキをかけろと再三言われます。
そう、なぜならエンジンブレーキをかけ続けていないとブレーキが焼けてしまうくらいの勾配が続くから。

そして、横断勾配があります。つまり、車は前後の傾斜のみならず、左右にも傾く。

この状態で山道特有の急なカーブを曲がり、登って下りて走ります。

「山さいがねが」という道路マニア必読のサイトで晴れた時の宇佐美大仁道路の写真が取り上げられているのですが、まるで洗濯板のような道路を見ることができます。
こちら→ 山さ行がねが 道路レポート 静岡県道19号伊東大仁線 宇佐美～亀石峠 中編

滑りやすい路面を暗い中突き抜けていくのは、結構な恐怖体験でした。そこらのジェットコースターよりよっぽどスリリングです。

しかも、終盤戦には、これ。

これ、道路で許されていいレベルなんですかっ？？（汗）　しかも県道。

海にが見えた頃には、家族共々胸を撫で下ろしました。。。。
峠好きの方には堪らないようですが、私たちは生きた心地がしませんでした。

皆様も雨の夜に宇佐美大仁道路を通る際には、気をつけて運転してくださいね。

※冒頭の写真はこのジェットコースターを乗り切り、一眠りした後の伊東港の海です。