KYのウラナミ『インナーマッスル』

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KY:防災士。『波伝説カー』と共に海から海へ… 20年目にして、その移動距離は月迄の380,000kmを2往復目に突入しています!

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ニュースでは「10年に一度の最強寒波」と言われていた2025年の2月、みなさんは元気にサーフィンをされていましたか?

あるいは、暖かい場所へのトリップや雪山へ向かわれましたか?

 

私は、比較的暖かい千葉南エリアでサーフィンをしていますが、今年はヘッドキャップとブーツ・グローブ、フル装備でサーフィンをすることが多かったです。

年齢のせいでしょうか……。

ところで、話しは変わりますが、先日、人間ドックの結果が家に送られてきました。

 

過去3年分の結果を見比べることができるようになっています。

 

全体的にA判定で、基準内に数値が収まっているのですが、3年前に腎機能の判定が「E判定」となり、かなりショックを受けました。

 

※クレアチニンの数値が基準より高かったのです。

 

(※クレアチニンとは、筋肉を動かすためのエネルギーを使った後に出てくる老廃物の一つで、尿として体の外に出ていきます。腎臓が悪くなると、この不要な物質が排出されずに体の中に溜まり濃度が高くなります)

 

この結果を受けて、何かできることはないかと思い、食事に気をつけたり、アルコールを控えたりと、できることは実行するようにしました。

 

年齢的にも、生活習慣を見直す時期にきていると感じていたからです。

 

それから2年、少しずつ改善され腎機能は「C判定」にまで良くなりました。

 

おそらく、禁酒をしたことが一番の効果であったのだと思います。

 

でも、サーフィン後の爽快な疲労感の後のビールは最高ですよね(笑)!!

 

少しだけ、一杯だけでやめられるのならば良いですが、一口飲んでしまうと「まあ、いっか」になってしまうのがアルコールの悪いところであり良いところでもある。

疲れが吹き飛んでハッピーになれる気がする。

お酒を飲む人にとって、この楽しみを封印してしまうことは至難の業だと思います。

 

しかしながら、私は、腎機能に問題があるとの結果を受け、ドクターストップになる前にお酒をやめることにしました。

完全にではなく、日常的にお酒を飲むことをやめて、記念日やお祝い事や旅行の時には気持ち良く飲む(笑)!

もちろん、禁酒を決めてすぐに実行できるほど心が強くはなかったので、ちょっと飲んでしまってはまたやめる、そんなことを繰り返しながらなんとか今に至っています。

 

それから、もう一つ疑問に思っていたクレアチニンは筋肉量が多い人や筋肉を酷使することで数値が上がるということだったので、検査日の3日くらい前からサーフィンを控えるということも試してみました。(以前は検査前日も構わずサーフィンしていたので)

結果、数値は年々下がっています。

 

このようなことから、私は思ったのでした。

「自分の体は自分次第でコントロールできる」と。

もちろん治らない病気や進行する老化を受け入れなければならないことも分かっています。ですが、抗(あらが)うための努力をやめなければ、少しずつ改善に向かうものもあるのだという事実を証明できたような気がします。

 

サーフィン人口の高齢化が進んでいると言われているなか、中年を過ぎた私たち世代にはインナーマッスル(筋肉)はもちろんの事、さらに内側にある内臓をマッスルに保つ努力が必要なのかもしれません!

 

信じるか信じないかはあなた次第です(笑)

「10年に一度」の寒い冬を乗り越えて、末永く、楽しく、サーフィンしていけたら良いですね。

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