☆加藤のウラナミ『子どもたちと海や山で遊ぼう』

☆加藤

☆加藤
会社代表であり、波乗りと海が大好きなサーファーです。子どもたちに安全安心な海を残すことと、島国などへ高精細な気象情報を提供することを残る人生のライフワークにしました。サーフトリップネタが多くなりますがお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いします。

孫とお山作り

まさか……

経営や人生には、上り坂、下り坂、そして……まさか?という坂があると言われていますが、日本のみならず、世界のほとんどの人が、今回の「新型コロナウィルス」の猛威と蔓延についてあまり警戒をしていなかったのではと思います。

 

3月2日から小中高の学校が春休みまで一斉休校となって、ほぼ1週間が過ぎようとしています。(3月8日現在)

本来であれば、卒業式を終えた卒業生は、晴れて友達らと卒業旅行などを大いに楽しんでいたはずなので、本当に気の毒でなりません。

 

共働きが一般的になった昨今、小学校の低学年や幼稚園生を抱える親御さんらは、どうやって親が帰宅するまで安全安心に子どもを自宅で過ごさせられるか、とても苦労されていると思います。また、一人残された子どもたちも、とても不安になったり、外で遊べずにストレスが溜まったり情緒不安定になるのは当然だと思います。

 

電車や人が集まる繁華街やイベントに繰り出すことを自粛されている現状において、人の少ないビーチでサンドアートを楽しんだり、里山を探検したり、秘密基地を作ったりすることは、子どもたちの好奇心を刺激し、考える力や工夫する力を開花させることにもつながります。何よりも子どもたちのストレスの発散になり、また子どもたちの生き生きとした笑顔を見るだけで、一緒に遊んだ親らも笑顔を取り戻し、家族が幸せな気持ちになるはずです。

 

たまたま2月末に、孫3人(8歳男、6歳女、4歳男)を私一人で預かることとなり、近くのホームポイント横のビーチで、砂をかき集めてお山を作ることにしました。

中途半端なお山では孫たちは感動しないと思ったので、最年長の小学校2年生の身長(135cm)よりも高いお山にすることを孫に提案したら、『よっしゃあ~頑張ろう!!!』となりました。私に似たのか孫たちはとても単純でした。(笑)
まずは、お山の広さを孫に描かせてからスコップで周りから砂を中心に寄せ集めました。

このサークル(円)の中にでっかいお山を作るんだ!!!

このサークル(円)の中にでっかいお山を作るんだ!!!

スコップに砂を満載に載せると、かなり腰と下半身に負担が来ましたが、最近一生懸命取り組んでいるトレーニングの成果か、腰痛にもならず、およそ1トン以上の砂をかき集めて、見事最年長の孫よりも高いお山を作ることができました。しかし、その完成した写真はありません……!?

添付の写真は途中経過の写真であり、それからさらに50cmも嵩(かさ)上げして、仕上げに頂上部を平らにして、デッカイ『七里富士』を完成させたのでしたが……

途中経過のお山の形は、まだ頂上が尖がっていて富士山型ではありません

途中経過のお山の形は、まだ頂上が尖がっていて富士山型ではありません

 

ここで“まさか”の事件が起きたのでした。最年長者の孫が手を洗うために波打ち際に行くのについていった4歳の孫が、セットの波から逃げようとした際に砂に足を取られて転んでしまい、ショアブレイクを食らって全身ビショビショになってしまったのでした。(涙)

ビショビショになっても陽気な孫二人。でも風邪を引かせて怒られるのは、必ず俺!!

ビショビショになっても陽気な孫二人。でも風邪を引かせて怒られるのは、必ず俺!!

たまたまその日は温かい陽気の日であったとはいえ、濡れた服を着ていたら直ぐに風邪をひいてしまいます。

よって、記念撮影もままならずに、速攻で帰宅することになってしまったのでした。(涙)

 

まさかの悲しいことは、さらに続きます。

ビーチから国道134号線に上がる階段を最上段まで上って、ふと振り返って“七里富士”を見ると、近くで遊んでいた男の子が、我々が1時間以上もかかって造り上げた力作の“七里富士”に、駆け上って破壊していたのでした。(大粒の涙)

 

子どもは時として残酷なことをします。でも、子どもらしい行為であり、自分がガキ大将の頃だったら間違いなく破壊していたはずと、妙に納得し、思わず微笑んでしまいました。

 

小さなお子さんをお持ちの親御さんは、いまはとても大変な時期だとは思いますが、ぜひ近くの海や山に出掛けて、子どもたちと“真剣に”大いに遊んであげてください。

子どもたちが大喜びするばかりか、親御さんにも心にゆとりができて、まさかの出来事!?にも怒らなくなって、ちょっとだけ楽しめるようになるのではと思います。災い転じて福とな~れ!!! (了)

※なお、ご家庭の事情やお子さまの年齢により、近くの海や山でさえも行けないご家庭があると思います。
今はとても大変な状況だとは思いますが、コロナウィルスはいつかは必ず解決しますので、いずれ環境が整った時に、ぜひ親子で海や山の自然を大いに満喫されてください。

 

 

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