スタッフから頂いた還暦記念ケーキと筆者

今から約40年前のことですが、前職の某市役所に入所した際に、先輩からこう言われました。
『加藤、三十路(30歳)なんてあっという間だぞ～!!　だから、いまの時間を大切に使えよ!!』と。
先輩の教えは、まったくその通りの展開となりました。
学生時代には入学・卒業、部活、修学旅行などのイベントが盛りだくさんでとても充実していたものの、社会人になるとイベントが激減して、毎年の仕事のルーティンは変わらず、あっという間に三十路に達してしまいました。
そして、このウラナミが公開されるまでに、私は何とその倍の還暦(60歳)になってしまっています。あれれ～。
昭和の初めは日本人の平均寿命が50歳を切っていましたので、その当時であれば、私はすでに別の世界に旅立っていたと思われます。おそらく…!?

先月モルディブで約9kgのカマスサワラ(Wahoo)を釣り上げてドヤ顔の筆者

この会社を設立して、来年２月に早25年目に入ります。
あっという間という表現は弊社の場合には当てはまりませんが、本当にもう25年も経ったのかと驚きの気持ちで一杯です。
先日モルディブへのボートトリップにおいて、私と同年代のサーファーで、日本橋で長年生命保険の代理店の会社を営まれているS社長さんとご一緒でした。いつもユーモアに溢れて明るく、パドルが速くてベストポジションから波を切り刻んでロングライドされていたS社長でしたが、実はダイヤルQ2時代から弊社の波情報をずっと使ってくださってきた上顧客であることが分かり、心から感謝・感激いたしました。
改めて25年間ご愛用くださったユーザーさま、クライアントの皆さまに、心から感謝・お礼申し上げます。『皆さま、本当にありがとうございました。』

昨年から始めたヨガは、いまも熱く継続していて、二シーズン目に入ったスノーボードも今月初旬のニセコ合宿からスタートして、さらなる上達を目指しています。

昨年の浅いターンから、今年は深く大きなターンへ進化できるか

一方サーフィンは、これまで39年もしてきているのに、未だ納得できるレベルに達していないので、ヨガとスノーサーフィンの効果を加えて、できれば来年中には明らかな進化をつかみ、きちんと“最終まとめ”を成し遂げたいと考えています。

10月に行ったスンバ島での私のトップターン

最近の調査研究によれば、日本人の平均寿命は2045年には100歳になるというデータがあります。あと30年も経ずに、(日本人の)平均寿命が100歳になるなんて、俄(にわ)かに信じがたい話ですが、きちんとした科学的データの裏付けがあるようです。
IPS細胞の実用化、量子コンピュータによるガン細胞や不治の病などのゲノム解析、未病を含めた医学関連の著しい進歩、AIの活用やAIによる適切な食生活・生活習慣の健全化などを通じて、現時点で健康なサーファーであれば、おそらく90歳くらいまではサーフィンが満足にできるということではないでしょうか。
常にポジティブに物事を考える私の場合は、『還暦(60歳)なんて、まだ青二才なんだ。“還暦からの30年計画”を立てれば、まだまだサーフィンを向上させることが出来るぞ～!!』と勝手に解釈したのでした。

(昨今の筆者)還暦以降の人生だからこそ大いに楽しみたい

『よ～し、サーフィン向上のためのヨガとトレーニングのアクションプランを作り、30年後にケリー・スレーターとマン・オン・マンで戦うんだ～!!』なんてアホな夢を追い求めても良いということではないでしょうか。もちろん、ケリーが私の相手をしてくれる訳はありませんが…(猛爆)
会社設立時からの社是は、『夢をグライトする』ですが、これからも楽しい夢?をユーザーの皆さまと最高のチームメイトであるスタッフとともに、一緒に歩んでいければと願っています。

スタッフとともに還暦の記念撮影

結びとして、還暦まで私を支えてくださったすべての皆さま、そして社員と家族に、心から感謝申し上げます。と同時に、引き続き国内外をサーフトリップすることをお許しくださいませ～。(了)