先日「車離れする若者に対し、学生自身がレンタカー事業を立ち上げて奮闘する」という新聞記事を目にしました。

そもそも若い年代層に属する学生自身が事業を立ち上げようとした理由は、「クルマが好きだから」というごくごくシンプルなものでした。最初は東京都内の事業社とリース契約して始めたものの知名度が低く、事業は短期間で頓挫したそうです。それでも仲間の支えがあって、別の手段を講じながら再起しているとのことです。
話変わって、先日、通勤電車の中で女子高生が「フリマアプリを使って、どうやったら商品が売れるだろうか?」と熱心に話していた姿に出会いました。送料は無料にしたほうが売れるだろうか、ラッピングは綺麗にして写真を載せたほうが良いとか、お客さん目線で語っていた姿に、率直に感心したのを覚えています。

オトナになって、良いことも悪いことも色々と経験して、この経験は次に活かそう…そんな積み重ねが「成長」と思いきや、実はそれが逆に自由な発想にフタをしていたなんてことはないだろうか?
あれもこれもと欲張って、気付くと「いまやってる事って、自分がやりたかった事だっけ」なんてことないだろうか?
最終的に行動するのは自分なんだけど、時には敢えて「他人事」のようにシンプルに物事を捉えてみるってのも有りなのかもしれません。