今、抱いている夢|MINのウラナミVol.326

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MIN/社畜暦19年/サーフ事業局所属/小笠原父島出身(実は湘南茅ヶ崎うまれ)/波乗り歴は25年以上/サーフィンと海以外の趣味は、ガジェット、カメラ、アクアリウムで、社内ではいわゆるオタ寄りな存在(?)
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MINのウラナミVol.326

 
 
こんにちは。中学生のころから漫画『風の谷のナウシカ』が大好きで、何度も読み返してきたMINです。

最近、なにかと話題となるAI(人工知能)やVR(ヴァーチャルリアリティ)技術の行く先にとても興味がありまして、その手の作品を好んで観たり読んだりしているのですが、風の谷のナウシカもまさにその類いの作品であることにふと気がついて、先日また久しぶりに読み返したところです。

 

風の谷のナウシカの設定

漫画『風の谷のナウシカ』の物語の背景となる設定は、ざっくりいうと次のような設定になっています。

その昔、汚染の進んだ環境で人類が生きられなくなり、数千年という長い時間をかけた浄化の計画が立てられました。

「墓所」と呼ばれる施設が作られ、その中枢にある「墓所の主」と呼ばれる知性をもった人工生命体に旧文明の高度な技術や人間の卵などを保存し、「庭」と呼ばれる異空間にはあらゆる芸術を保存する。その後、荒廃した世界を焼き尽くして一度無にし、「腐海」や「蟲(むし)」といった一種の浄化装置によって大地を清浄化する。浄化が済んだあと、絶滅に瀕した動植物や穏やかな新人類を復活させる。そんな、遠大な計画です。

浄化が済むまでは墓所を守るには人が必要なため、汚染環境でも生きられるように人が改造されます。「ナウシカ」らはその子孫にあたる改造種で、浄化された環境で生きることができません。

以上が物語のざっくりとした設定です。
 




 
 
 

風の谷のナウシカとAIやVR技術

「墓所」は現代でいうところのサーバーで、そして「墓所の主」はAI。さらに言うと、「人間の卵」は脳をデータとして出力したもの。「人を復活させる」というのは、クローン技術によって肉体を再現し、データ化された人の脳をクローン人間の脳に焼き付けることで当時の人を復活させるということと思われます。「庭」は、VR技術によるヴァーチャルワールドそのものです。

風の谷のナウシカを何度も読んでいた若いころは、自分にとってあまりにも非現実的なことで、空想の世界に過ぎないと思っていましたが、最近はそれが現実味を帯びてきており、改めて読み直してますます興味深く思っています。

風の谷のナウシカが発表されたのは1982年ですから、宮崎駿さんは約40年も前から現代、あるいはもっと先の未来を見ていたのだなと、改めてその凄さを感じさせられました。
 
 

衝撃をうけた孫正義さんの言葉

ところで、AIの技術はまだまだナウシカの世界とくらべると程遠いレベルだと思いますが、AIといえば、最近では孫正義さんがAIの技術開発にとても力を入れていることで知られています。

昨年、ソフトバンクの基調講演『SoftBank World 2018』にて、孫正義さんは次のようなことをおっしゃっていました。

「AIの価値をわかっているのに、なぜ真剣に取り組まないのか。取り組めていないのは自分の仕事を真剣にやってないということだと思う」

この言葉を聞いてハッとしました。
 




 
 
 

波を予想するAIは自分たちにしかできないんじゃないか?

サーフィンの波を予想する仕事は、まさにAIが得意とするところと思います。気象モデルの計算による予測ではなく、過去から積み上げてきた波情報のデータや気象観測データ、そこに気象モデルによる予報データをプロットすれば、AIがあすの波を予想することはたわいもないことでしょう。

僕らの頭の中にある経験や知識は、いわばデータです。しかし、それらは自分が思っている以上に曖昧なことが多かったり、都合の良いように捻じ曲げられていることもあります。そのため、膨大な量のデータを正確に保存して処理できるAIに人は勝てそうにありません。

そのサーファー向けの波を予想するAIを実現することができるのは、今のところは過去の波のデータや実況解析データを長年保存し続けてきた自分たちにしかできないんじゃないかと個人的に思っています。ならば、それに取り組みたい。サーファーのために波をもっと正確に予想するAIを実現させたい。

そんな、夢を抱きはじめた2019年のMINです。今年もまた一年、よろしくお願いいたします。

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