こんにちは、上條将美です。
このウラナミを書いているのは7月中旬。早いもので2022年もすでに半分が過ぎてしまいましたね。子供の頃や若い頃に比べて歳をとればとるほど1年が早く短く感じる、とよく言われますが、理由は例えば10歳の1年は人生の1/10、20歳では1/20、50歳だと1/50だからそう感じる、という説があるそうです。なんとなくしっくりくるような気がしますね。
さて、WSL「ワールドサーフリーグ」も中盤になってきました。以前ウラナミで、『WSL QSツアーのお勧めサーファー』というのを書かせていただき、その中で3人のサーファーを紹介しました。
一人目はジャック・ロビンソン。エアーからビッグウェイブのチューブやアクションまでオールラウンドにスキルが高いサーファーですが、予想通りと言いますか、今年は地元のマーガレットリバーとGランドのCT戦で連続優勝するなどし、現在ランキング2位につけています。
二人目はバロン・マミヤ。短いボードでビッグウェーブを攻める若手ハワイアン。今年2戦目のハワイ・サンセットのCT戦でカノア五十嵐プロを抑えて優勝し、13位にランクしています。
3人目はイーサン・ユーイング。スタイルがめちゃめちゃカッコイイと紹介しましたが、今や世界で一番サーフィンスタイルがカッコイイと言われる一人になりました。こちらは現在ランキング5位です。
自分は3人とは全く面識がなく関わりもないですが、ウラナミでも紹介するほど応援していた3人が活躍してくれているのはとても嬉しいですね。
そして、最近お気に入りのサーファーが増えました。ケイトリン・シマーズという16歳か17歳くらいの女の子です。今年はCTにクオリファイするためのチャレンジャーシリーズを回っていて、3戦を終えて現在ランキング1位です。実は昨年にチャレンジャーシリーズを4位でフィニッシュし、今年のCT戦の出場権を得ていたのですが、まだ学生ということなどを理由に辞退しました。今年のチャレンジャーシリーズの初戦で優勝していることもあり、おそらくこのペースでいけば今年もCTへの出場権を得そうです。
サーフィンのスタイルはどこかジョン・ジョン・フローレンスを思わせるような、スムースでリラックスしたスタイルです。ワイプアウトも多い感じですが、その分アクションは常に厳しいセクションを攻めていて、スピードもあり、見ていてとても面白いです。
彼女が活躍することを期待します。