米山予報士のウラナミ『世界一長い波~チカマ~』

米山予報士

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米山予報士/大学を8年で卒業。その間、勉強などせず、山と海で遊ぶか家に引きこもっていました。当然、就職などまともにできるはずがなく、社会人経験もゼロ。なのに30歳になってしまいました。ただ、山のおかげで天気図に興味をもち、サーフィンをやっていたから気象予報士になれたと思います。サーフィンと気象、波情報の業務を精一杯頑張りたいです。

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こんにちは。海外へ旅立つか悩むこと数ヶ月。未だに決められません。

社内の経験豊富な先輩方に聞くと、インドネシアあたりがベターとのこと。今までに乗ったことがないような良い波に出会いたいと色々調べてはいるのですが、CT選手が乗っているようなワールドクラスと呼ばれる波は大き過ぎたり、速くて抜けられない上級者向けのコンディションであることが多く、どんな波に乗りたいのか目的をもつことが重要だなと思うようになりました。

そして、今1番気になっているのがペルーです。ペルーといえば、2004年に女子のワールドタイトルを獲得したソフィア・ムラノビッチさんが「ThePresent」というDVDに出演されていたのを思い出すくらいなのですが、長い海岸線にはハワイのノースショアに入るのと同じ、アリューシャンの低気圧からのうねりが届き、長く乗れる波が多いようです。

中でも最も有名なポイントが世界一長い波といわれるチカマです。

 

レフトのポイントブレイクで最長では24kmもショルダーが続き、ガイドブックの注意事項にも疲労と書かれているくらいです。

波質はハードではなく、ロングボードでも乗れるし、運が良ければず~とノーズライドができそうな波なんです。

費用、長距離・長時間の移動、そこそこ冷たい海、治安の不安な南米など何かと壁は高そうです。やりたいことは沢山あるのにな・・・。けど、チカマは頭から離れません~。

http://waval.net/20173/

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