服部予報士のウラナミ『年賀状にまつわるエトセトラ』

服部予報士

服部予報士
服部予報士 サーフレジェンド所属気象予報士、防災士。 小学校の理科の授業で天気に興味を持ち、大学は海洋気象を専攻。 TV・ラジオでの気象解説や、古民家イタリアレストランの店長などの経験を持つ。 「天気と海、旬の食材と話題を通して季節の移ろいを感じられる」ことを ライフワークとして、メッセージを伝えてゆきたいと思います。

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2016年も、あと1ヶ月余りで終わりですね。

最寄りのスーパーでは、チラシを見るとクリスマスケーキやお節、お歳暮や年賀状の印刷予約などが紹介されて、店頭には鏡餅も並び始めていました。何だか、師走を前にして、早くも焦らされているようにも感じてしまいます。

ところで、ここ数年、日本郵便が発行する年賀状のデザインが話題となっているのはご存知ですか?
切手や消印に当たる部分と、お年玉番号が記載されているフッターの中央部のデザインですが、来年の干支がイラスト化されているハガキがあります。ちなみに来年2017年の干支は酉ですね。

さかのぼること2015年の未年は、こんなデザイン。

hitsuji

なんと2003年ではマフラーを編んでいたものが、12年を経て2015年は完成しましたー。

そして2016年は申年。

saru

2004年はひとり(?)で温泉に浸かっていたところに、12年を経て親子になってましたー。

さてさて、2017年のデザインはどんなものかと思いましたら
tori

トリが自撮りしています。消印部分は正座して悟り(サトリ)。お年玉番号の部分はフラフラと千鳥足(チドリアシ)と、12年越しのストーリーではありませんが、なんとも可愛らしいデザインです。

ところで2017年の年賀ハガキデザインにはもうひとつ話題が。
2017_1

タマゴひとつがシンプルに描かれています…が、ハガキが届いたらタマゴの影をルーペなどでじっくり御覧ください。なんとマイクロ文字で「あけましておめでとうございます」と書かれています。ちなみに通信欄には可愛らしいヒヨコが描かれていてます。

あるサイトでは「ニワトリが先か、卵が先か」と生物の因果をめぐる哲学的なテーマではないか?とも。

今年も年賀状は11月1日から発売開始となり、受付は12月15日から。ショートメールでのやり”トリ”も気軽で良いですが、たまには年賀状で新年のご挨拶をしてみるのも如何でしょうか?

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