1月8日、湘南では、日本海の前線を伴った発達した低気圧の影響で南~南西寄りのうねりがサイズアップしました。
そして記憶に新しいですが、昼からは爆オンショアが吹き、気温が上がるはず!だったものの、一日を通して沿岸の数百メートル先くらい(目視した感じ)まではオフショアとなり、気温が上がることはありませんでした。
翌日、それについて唐澤予報士からの以下のような解析がありました。
このときの上空(下層~中層)の空気は、ちょうど関東付近にまで寒気が南下しており、強い下降流も発生していたようです。
上空1500m付近で3℃の等温度線が東京湾~相模湾付近で南北になっており、北風と南風の境目があったようです。
この寒気・下降流の影響により、東京~横浜~湘南付近では予想と実況に大きな差が生じたとのことです。
TVの天気予報コーナーでも、みんながみんな誤っていましたよね。
8日は、オフショアなものの、まとまりに欠けたまま段々とサイズアップし、場所によってはハードになっていました。
そして、低気圧が三陸沖に抜けて冬型の気圧配置となった9日。
湘南は今年最初のTHEDAYとなりました。
うねりは衰えることなくしっかりと続き、オフショア!どんどんまとまり、このサイズでこの波質か!と、休憩中に見に行った辻堂正面は、久々に海外のような波が割れていました。弊社の上條プロやローカルの上手い方々のチューブセッションとなっていて、ガラガラに空いていました。
思わず、スマホ片手に興奮しながら見ていると、長いバレルに包まれたサーファーが!!最高でした。この動画をご本人様に渡したいというのもあり、このウラナミを書いているというのもあります。
この日にサーフィンできて、しかも、この上ない波をつかんだサーファーも多かったはず。
また、いつか来るTHEDAYを楽しみに日々精進で行きたいと思う次第です。