皆さま、こんにちは。

早速ですが、わずか一握りしかいないようなトップアスリートと呼ばれる人たちは、名声と大金を手に入れる一方で、相当なプレッシャーとも戦っていると思います。私には想像さえもできない話です。

サーフィン界では、まもなく世界チャンピオンが決定しようとしていますね。
タイトル争いをしているガブリエル・メディーナに続き、若い世代のブラジル人が活躍する一方で、2015年にワールドチャンピオンにも輝き、ブラジル勢を台頭していたエイドリアーノ・デスーザは、かつての栄光からは遠ざかり、特に今シーズンは明らかに苦しんでいる様子でした。
そして、先月のポルトガル戦では、試合中に膝の靭帯を痛めてしまい、途中棄権してしまいました。(サムネイル写真を参照)
シーズン終盤のケガということで、来シーズンにも影響があり、ランキング次第ではCTを外れてしまう可能性もあります。もしもデスーザ選手がQSに落ちたとしても、またすぐに這い上がれる実力があるのは皆さまもご存じの通りだとは思います…

また、数年前には活躍していたのに今はもうその姿をみせなくなった選手もたくさんいます。スポーツ選手として戦うのは、平均的には30代前半までがベストなので仕方がないことだと思いますが、個人的にベルズビーチでのサーフィンが印象的だったクリス･デビッドソンは、格好良いサーフィンのスタイルだけでなく、持ち前の陽気さがあり、「デボ」というニックネームで親しまれてとても人気のある選手でした。やはり年齢のせいもあってか2011年のツアーを最後に引退していたようです。

SNSなども登録されている様子もなく、彼に関する記事はネット上にほぼなかったのですが、ある一件の記事によると、4年前に飲酒運転で大事故を起こして首を損傷し、右腕も動かなくなっていたそうです。人身事故ではなかったのが幸いですが、過去にも運転禁止を言い渡されていたそうなので法的にも大きな過失を負ってしまったようです。この記事を見てとても残念に思いましたが、またデボが復帰するニュースや映像を見られることを待ちたいと思っています。
忘年会シーズンに入りますが、くれぐれも「飲んだら乗るな」をよろしくお願いします。