米山予報士のウラナミ『12月の気圧配置と波の関係』

米山予報士

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米山予報士/大学を8年で卒業。その間、勉強などせず、山と海で遊ぶか家に引きこもっていました。当然、就職などまともにできるはずがなく、社会人経験もゼロ。なのに30歳になってしまいました。ただ、山のおかげで天気図に興味をもち、サーフィンをやっていたから気象予報士になれたと思います。サーフィンと気象、波情報の業務を精一杯頑張りたいです。

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12月は冬の季節が深まるため、気圧配置にも特徴的な変化が見られます。

この時期は、シベリア高気圧の勢力が強まり、冬型の気圧配置が顕著になります。典型的な冬型の気圧配置は、日本海側に雪をもたらす一方、太平洋側では晴れた乾燥した天気が多くなるのが特徴です。日本の冬の特徴である「西高東低」の気圧配置が形成されることにより、冷たい北西の季節風が吹き、日本海側での降雪が増えるのが特徴です。

今季は特にシベリア高気圧の南東側への張り出しが強いとされており、冬型の気圧配置が強まることが多いと予想されています。

冬型の気圧配置と波の関係で真っ先に思い起こされるのは、日本海側です。強い季節風により大荒れとなり、風が弱まるタイミングでサーフィンが可能になり、それを繰り返すために波が周期的にあるようなイメージです。A_coastal_scene_in_December_showing_surfers_catchi

次に、冬の波で特徴的なのは、東海沖などで強まる西風による波です。御前崎はウィンドサーフィンのメッカと呼ばれるほどの地であり、非常に強い西風が吹きます。その風による波が伊豆・湘南、千葉南などで反応することがあります。湘南では特に低気圧のうねりがしっかりと入り、その後に西の波が反応すると、数日の間良いコンディションが続くイメージです。

逆に、東向きの地域は、この強い季節風にうねりが抑えられることもあります。宮崎や千葉など普段波が立つ地域でも、スネーモモ以下にうねりが抑えられることがあります。

季節による地域の特徴を把握し、良い波をつかんでくださいね!

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