米山予報士のウラナミ『市長杯』

米山予報士

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米山予報士/大学を8年で卒業。その間、勉強などせず、山と海で遊ぶか家に引きこもっていました。当然、就職などまともにできるはずがなく、社会人経験もゼロ。なのに30歳になってしまいました。ただ、山のおかげで天気図に興味をもち、サーフィンをやっていたから気象予報士になれたと思います。サーフィンと気象、波情報の業務を精一杯頑張りたいです。

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こんにちは。台風22号によるうねりが炸裂し、湘南ではダブルサイズになった、9月17日日(月・祝)に、藤沢市長杯が行われ、ロングボードクラスに出場してきました。

台風22号はすでに中国の広東省に上陸した後だったので、前日よりもサイズが落ち着くかと思いきや、ここ最近で一番の波が炸裂。
江ノ島側への流れも非常に強く、ロングボードの選手はアウトに出ることはできませんでした。

一~二本乗ったら、強いカレントで流されてしまうので岸に上がり、ゲットができる場所まで行かなければならず、乗れる波数も少ない状況。
自分の前のヒートの方を見て、切れた場所を発見。そこで考えた自分のプランは、アウトに出て波に乗ること。実際自分のヒートの時には、コンディションが落ち着いており、何とかゲッティングアウト出来て、アウトに出ることができました。

でも、他の選手はインサイドで波を待っていたので、だんだんと迷いが生じました。

『他の選手が手前にいるのは何故だろう?僕は周りに比べてパドルが速いほうではないので、これはおかしい。やはりヒートが始まる前に考えていたプランが良かったのだろうか』

時すでに遅く、中途半端なミドルサイズの厚いダラダラとした波をつかんで乗っただけだったため、結局ファイナルには残れませんでした。
しかも、ヒートが終了した時は余裕で通過したなと思っていたので、余計ショックは大きかったです。
想定外のことが次々と起きた市長杯でしたが、『次は迷わず頑張っていきたい!』と思える試合でした。
 
 

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