上田純子のウラナミ『南西うねりがやっぱり最高!』

上田純子

上田純子
上田純子:JPSAショート・ロングのプロであるじゅんじゅんこと、上田純子。★主な戦歴:2000年全日本サーフィン選手権大会4位、2000年東日本サーフィン選手権大会準優勝、2003年全日本サーフィン選手権大会優勝、2005年6月バリ、ウルワツでプロ転向。

台風

台風5号によって7月の後半から8月の頭にかけて、しばらく波のあった湘南。
こんなに波が続いたのは珍しかったのですが、その後は二週間近くスモールでした((+_+))

まずは、東海上から小笠原近海へ進み東~南東うねりが反応したものの、かなりのワイドが中心でした。

(東~南東うねりの辻堂)

(東~南東うねりの辻堂)

台風の動きが遅く、しばらく多少のサイズはあったものの、全般的に波質はいまひとつでした。

そして、台風が日本の南海上へと西へ進み徐々に南うねりにシフトしつつ、南西諸島へと進むにつれて南西うねりにシフトしてきます。

東~南東うねりと同じサイズでも、南西うねりは本当に形の良いブレイクが多々ありました。

南西うねりがヒットした8月4日のお昼ころ。
ホームの辻堂では、オーバヘッド~頭半サイズで、波数はかなり多め。
私は、ちょうど潮が動く時間帯に入り、ゲットはハードで5分以上パドルとドルフィンの繰り返しでなかなか沖に出れず・・・。

いったん海から上がり諦めかけたものの、再チャレンジ。

フルパドルでやっとこさ何とか沖へ出ると、極上の波が待っていました!!

数人しか入っていませんでしたが、いつも見慣れたローカルの方たちばかりでとてもホッとしました。

休憩中であまり時間がなく、3.4本くらいしか波に乗れませんでしたが、今シーズンで一番良かったのではないかと思わせる波に乗れました。

そして、夕方の波チェック(七里・鵠沼・辻堂)でも、興奮するほどの形の良い波が来ていました。

ハードながら♢カインドの形の良いブレイクが多々あり、南西うねりがやっぱり最高!!と感じたのでした。

(南西うねりの鵠沼)

(南西うねりの鵠沼)

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