前回のウラナミの続きになります。
ニュージーランド三日目の朝、ラグランで入ったのち移動を決意しました。
土曜日のラグランは小ぶりになって人も増えましたが、ファンガマタというポイントはサイズがありそう。
西海岸のラグランから東海岸へ車を走らせました。ラグランはヒッピーやオーガニックっぽい街、ファンガマタは湘南や鎌倉みたいな印象でした。
狙っていた河口は小さく、ロングではなく短い板に乗りたかったので、一番うねりが反応していた、セット頭前後のビーチブレイクで入りました。
そこまで良いコンディションではなかったものの、ポイントブレイクでなく波やピークがいくつもある状況で、久しぶりの短い板は楽しかったです。
サーフィン、長距離移動、サーフィンで着替えを終えた頃には真っ暗で、宿泊施設がかなり少ないうえに土曜日、泊まれる宿はやはりなく、またも車泊になりました。
夜空の綺麗さとはウラハラに本当に寒いです。タイツにデニム、パーカーの上に真冬の防寒着を着て寝ても寒い真夏の夜です。
翌朝、体バキバキで同じビーチへ。予想通りのサイズダウン。
ロングボードでゲッティングアウトしていくと、大柄なロガーが半端じゃないハングテンを。
きのうも駐車場で見かけた彼はボコボコでよくあるチープな日本のワゴン車に乗り、毎日波乗りをしているらしいです。
優しく穏やかな雰囲気にヤバすぎるスキル。ある有名ブランドの、ニュージーランドで唯一のライダーらしいです。
そんな彼が明日はもっとロング向きのいい波になるというので、早めに宿を探すことに。
ファンガマタすぐ近くの老夫婦の家に、B&Bで泊めてもらいました。
その老夫婦は、大きなバスで二人でニュージーランドをゆっくりラウンドトリップをしたのち、この地が気に入って家を買ったそうです。
清潔で手入れが行き届いた家に綺麗なベッドにシャワー。雨が降らないこと(簡易キャリアで雨が降ると窓やロープから雨漏り)や足を伸ばして寝れること。
手作りのおいしい朝ごはんに幸せを感じました。
たしか9ホールという名前のお宅・宿でした。
お近くに行く方は、ぜひチェックしてみて下さい。
つづく。