千葉で見るうますぎるサーファーは一度忘れて、トリップで感じたノンフィクションになります。
頭は薄くなり、皮膚はシワやシミとタルミが目立ち、きっとサーフィンのしすぎで目の色が抜けてしまったオージー。
ただし、体はスマートで筋肉質に絞られたまま、笑顔はキラキラしていて少年のよう。
サーフボードは神経質なまでに大切に扱っている雰囲気が伝わってくる。
毎朝コンディションがいいタイミングで海に入るが、ちょっと休んで昼の風が強まったイマイチな時でも人が少ないと言ってエンジョイしている。
まずは、あの年齢でサーフトリップに出ること、サーフィンを楽しみ続けることにリスペクト。
そんな彼は、膝がガッツリ入ったクローズスタンス。
最新の乗り方はしないが、レールトゥレールのドライビィーでキレキレなオールドスクールサーフィン。
波が巻けばバレルに入り、一筆書きのようなテイクオフ〜ボトム〜トップからプルアウトまで一連の流れがとにかくスタイリッシュ!!
ブレイクを読む目が高く、いつもいい位置から波に合わせてフローしている感じ。
さらに、狭いピークのリーフブレイクで、様々な国の人〜ローカルキッズまで混み合うなか、ラインナップの空気やポジションや順番など、かなり周りのサーファーに気を使っているように見える。
セット〜小ぶりな波までたくさん乗り、なんでもかんでも行こうとしないが、結果1番波に乗り1番楽しんでいる…
きっと全盛期からはかなりの時が経っているはずだけど、誰よりもかっこ良く振る舞うサーファーに見えました。
サーフィンを楽しみ、波をシェアする気持ちや行動、ブレイクや雰囲気を読む力はまだまだアップできるはず…
終わりなきサーフ人生の道しるべになるようなこと、目標となるような人に出会えたトリップになりました。
また来年もあのピークで笑顔で再会したいですね〜