みなさん、初めまして！ウラナミ初出場のきよひろです。湘南の鵠沼生まれの鵠沼育ち、もちろんサーフィン大好きな双子サーファーです。双子の兄と一緒に海に入ると、初めての人はどっちか区別がつかず「オマエ乗りすぎだ～！」と、よく怒られます（笑）

サーフィンを始めて20年。ビーチクリーンはずっとやってきましたが、台風や強風の後、海岸に打ち上げられた大量のゴミを見て、「海の底はどうなっているんだ？」と思い、以前、海底に潜ってゴミ拾いをしたことがありました。名付けて「江の島海底清掃プロジェクト」。

ダイバー50人の協力で2日間にわたり引き上げられたゴミの量はなんと1450kg！場所は、湘南港堤防内側の水深約5m付近。ゴミの多くは岸壁に近い場所に集中し、海底に堆積したロープにライン、仕掛け、ルアー、エギ、天秤などが絡まり団子状態になったものがいくつもありました。自転車、船外機、タイヤ、建設用の資材など、不法投棄と思われる物も多数発見！

海底が上げられたタイヤからウツボが出てきた時には子どもたちが歓声をあげ、タコやウニが取れた時には大人たちが大歓声！イベントとしても大成功でした！私は開催の2週間前に伊豆に行って急遽ダイビングのライセンスを取得した“ど素人”で、一度潜るとなかなか海面に上がって来られず、陸上スタッフにハラハラされました。サーファーはやっぱり海の中より波の上の方が自由に動けますね（笑）

湘南海岸には、海岸ゴミなどの環境問題以外にも、海岸浸食、津波対策、漁業・観光振興、さらには防犯・治安対策、交通渋滞、環境教育への取組など様々な社会的な課題があります。

私は地元の湘南の海が大好きなので、これらの課題をなんとか解決したいと色々調べて自らも活動をしています。そこで、今後の私の「ウラナミ」のコーナーでは、湘南の海を取り巻く課題を毎回一つ取り上げて、それを解決しようとしている“悪戦苦闘ぶり”をご紹介していきたいと思います。お楽しみに！