やっと暑さが少し落ち着いてきましたが、今年の夏は猛暑でしたね。
千葉北でも高い水温をキープして1ヶ月以上もボードショーツで入れる日が続きました。
最近は、日の出が遅くなり、日の入りも早くなって、早くも夏も終わりを感じてしまいます。
昔、サーフィンを始めて数年の頃の夏の終わりに先輩と一緒に海に入っていると急に雨が降ってきて、
「雨が降ったから波が良くなるよ!」と言われました。
特にコンディションは変わらなかったので、その時は先輩の思い付きの冗談だと思ってました。
もちろん、のちに冗談ではなくてそういう事もあるのだと知りましたが。笑
とある南東風予想の日の作田ポイント
実際に夜明け前から南東風がやや強く吹いていて、まとまりに欠けていそうな感じでした。
明るくなって2回目のチェック時
やはりオンショアが影響してまとまりに欠けていて、▼20の状況でした。

約1時間20分後の3回目チェック時
雨が降り、風はやや強いままでしたが北西のオフショアに変わっていて、面が良くなりまとまっていました!コンディションは上向きの▼30!

波伝説で働いていて、まさに先輩に昔言われた「雨が降ると波が良くなる!」を体験した日でした!
その後も北西風が続きましたが、次第に風は弱まりつつも南東寄りにもどってしまいました。
大きな要因の低気圧の吹き込みや前線などが関係している場合は、雨が降っても元々の風予想が不安定なことはあっても変わることはあまりないですが、
雨が降ると陸の気温が上がらず、もしくは気温が下がり、この温度差によって気圧差が生じ、沿岸で冷たい方(陸)→あたたかい方(海)に向かって風が吹くことがあります。
雨が降ると必ず波が良くなるわけではないですが、オンショアだったのが予想外にオフショアに変わったり、風が弱まったりしてコンディションが一時的に上向くことがあるので、にわか雨や通り雨の際は風の変化を気にしてみてくださいね。
それではまた!