岡野予報士のウラナミ『バリ島 スランガン』

岡野予報士

岡野予報士
サーフィンを初めて、天気図などに興味を持ち、気象予報士資格を取得。その後、バリへ移住しサーフィンスクールで3年程就労しました。波伝説の予報士として、波情報はもちろんワクワクするような情報も提供させていただければと思っています。どうぞよろしくお願いします。

スランガンビーチ➀

今回は、バリ島のスランガンを紹介します。
ここは、クタから30分くらいで行けてアクセスも良く、雨期(12月~3月)のポイントのメインの一つです。

スランガンは島になっていて、橋を渡って行くことができます。この島はウミガメの産卵のポイントでもあり、途中白い砂道を通り、牛も野放しで飼われていて、最終的にスランガンビーチに到着します。

(スランガン島の途中の小道)

(スランガン島の途中の小道)

ビーチには、古い感じのワルン(小さなレストラン)が10軒ほど建ち並んでおり、ご飯も食べられ、ビール(ビンタン)も飲めます。ワルンにはおばちゃんがいて物を売ってきますが、仲良くなると波情報(少し日本語が話せます。)を教えてくれます。できれば、200~300円くらいの買い物でもよいので購入すると色々と良くしてくれると思います。
スランガンビーチ②
肝心の波は、ライトとレフトの両方のブレイクがあり、ピークが3,4か所あります。ダブルくらいまではクローズにならず、チューブにも入れるリーフブレイクです。
通常はクタよりも1サイズくらい大きくて胸~頭位ですが、ピークに向かうまでのパドリングは、5分~10分かかります。また、ピークには回りこんで行かないと、ドルフィンを何度もすることになってしまいます。

波① 波②

ブレイクは、ピークでのファーストブレイクは結構ホレますが、乗ってしまえばバリの中では比較的にメローな割れ方をします。

潮の良い時間帯は上げきらない満潮の前後が良い感じになります。干潮時でもできますが、水位が浅くなって手前はリーフがむき出てしまってゲット時はピークへは歩いて行くことになるので、足の裏を切りやすくなります。リーフブーツがあると安全です。

最後に、ユーザーの皆さまに該当者はいないとは思いますが、アクセスの途中で警察がたまに検問をしているので、無免許運転はすぐに捕まります。サーフガイドを雇えば、ほとんどのガイドが車でポイントまで運転してくれて連れて行ってくれますし、ローカルも優しいです。
ちなみに、私がバリで働いていた職場にはスランガン在住のサーフガイドが3人いますので、興味のある方は是非利用してください。保険も完備されてるので安心です。
http://surfguidebali.com/index.html

それではまた。

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